10月に突入し、シャトレーゼではハロウィン限定スイーツが登場した。黒猫やオバケをかたどったケーキや焼き菓子はどれも数量限定。最近は自宅でイベントを楽しむのが主流になっているから、人気のあるスイーツは早めにチェックしておくべきだろう。
てことで、ひと足早くハロウィン気分を味わうべく、近所のシャトレーゼで『ハロウィンいたずらゴースト(345円)』なるケーキを購入したのだが……家に持ち帰って箱から取り出したら衝撃。あらためてじっくり見ると、それはハロウィンというより真夏の怪談であった。
・衝撃の恐怖ケーキ
店頭でケーキがズラッと並んでいる姿は至ってフツーというか、いわゆるハロウィン的な「かわいいオバケ」がイベントを盛り上げている感じだったが……いざ1対1でご対面したらヤバ過ぎた。絶対に連れて帰ってはいけない系のザ・幽霊が箱から出てきたのだ。
パカッ
スッ
…………
嫌ァァアアアアア!
──こんな風に。なんというか、とてもリアルな表情である。うっすらと笑みを浮かべているゴースト。子供なら泣き叫ぶレベルのビジュアルである。
体がビミョーに傾いているのは、持ち帰っている最中に箱を傾けてしまったのが原因か……それともゴーストの「動きたい」という強い意志によるものなのか。
『ハロウィンいたずらゴースト』は、何年も前からハロウィン時期になると売り出される定番商品らしい。やはり数量限定で、かなり人気があるそうだ。聞くところによると、パーティーにいたずらしに行くオバケをイメージしたという。いや怖い怖い。
偶然なのかもしれないが、他商品と比較すると「かわいい」と「怖い」の絶妙なラインを攻めている気がする。リアルさはダントツ。食卓に3つ4つ並べたらホラー映画みたいになりそう。
・食べてみた
さて、いつまでもケーキにビビっているわけにはいかないので、そろそろ容赦なくぶった斬ります。いざ成敗。ズサ……
なるほど。もっちりとした「雪見だいふく」の皮(求肥)がオバケの正体か。んで中身はというと、ズズズ……
どうやらチョコムースとチョコチップ入りバナナクリームらしい。美味しそうだぞ。素材自慢のシャトレーゼだから、味の期待値は高いのだ。
いざ食べてみると……やはりうまい。口どけの良いケーキである。モチモチの皮とチョコチップ入りバナナクリームでとてもリッチな美味しさ。心霊現象的ビジュアルからは全く想像できなかった濃厚ふわふわな味。ゴーストの中身はチョコバナナ。そんなバナナであった。
なお、先述のとおり同商品は数量限定だが、オンラインショップでは10月31日まで「ハロウィンケーキの詰め合わせ商品」として注文を受け付けているもよう。家族や友人をビビらせたい方は、ぜひ早めにチェックしてみてほしい。登場時のインパクトがマジでやべえぞ。
参考リンク:シャトレーゼ「ハロウィン」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.