タイトーの卓上ミニ筐体「EGRETⅡ mini」の収録タイトルをプレイしながら昭和と平成を駆け抜けたタイトーの歴史を追いかけてみた

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タイトーが1978年~1990年代のアーケードゲーム40種類を卓上サイズに小型化したアーケード筐体に詰め込んだゲーム機が「EGRETⅡ mini(イーグレットツー ミニ)」です。そんなEGRETⅡ miniを2022年3月のリリースに先駆けて体験できるとのことなので、40種類も収録されているゲームの中から、全く触ったことないタイトルから有名タイトルまで、タイトーのゲーム史を追いかけながら遊んでみました。

EGRETⅡ mini | 株式会社タイトー
https://www.taito.co.jp/egret2mini


EGRETⅡ miniに収録されているゲームタイトル40種類をまとめた表が以下。ジャンルを見ると、アクションとシューティングがほとんどです。また、一部には家庭用ゲーム機に初移植となるタイトルもあります。この中から気になるタイトル16本をピックアップして、年代順にプレイしてみました。タイトルのリンクをクリックすると、該当するタイトルの項目にジャンプできます。なお、いずれも画面は開発中のもので、実際の製品版とは異なる場合があります。


◆スペースインベーダー(1978年)
社会現象になるほどにヒットした日本のアーケードゲーム文化のスタート地点であり、昭和時代の文化史を語る上で外せないタイトルが、この「スペースインベーダー」です。「敵が撃ってきた弾を回避しながら撃つ」という今では当たり前のシステムをシューティングゲームに取り込んだゲームの1つであり、タイトーのアーケードゲーム史の中でも特に大きな意味を持つゲームです。


基本は何十列にも並んでこちらに迫ってくるインベーダー(侵略者)を全て撃ち落とすだけ。しかし、インベーダーが迫ってくる動きが少しずつ早くなってくるので、焦ってしまうとあっさりやられてしまいます。


また、「自陣に攻め込まれるギリギリのラインにいるインベーダーの弾には当たらない」というバグを利用し、最後まで敵を引きつけて一気に撃ち倒すという捨て身の戦法「名古屋撃ち」など、ゲームを攻略するためのテクニックが開発され、ゲームプレイヤーにも大きな影響を与えました。以下は実際にタイトーが公開している名古屋撃ちのムービー。

【実演】名古屋撃ち – YouTube
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◆クイックス(1982年)
「クイックス(QIX)」はもともとタイトーのアメリカ法人であるタイトーアメリカが開発したタイトルで、アメリカでのヒットを受け日本に逆輸入されたというもの。


ルールは非常に簡単で、フィールド内をうごめく直線状の生き物(クイックス)に触れないように、フィールド内に線を引いて陣取っていくというゲーム。フィールドの枠にはスパークスと呼ばれる敵が周回しているので、注意が必要。


クイックスの動きは複雑で、当たらないようによけながらラインを引くのは至難の業。


指定された占有率以上のエリアを陣取れば、ステージクリア。シンプルですが、かなり奥が深いので、プレイしているとあっという間に時間が過ぎていきます。


◆アドベンチャーカヌー(1982年)
「アドベンチャーカヌー」は海外でリリースされるも日本では未リリースで、今回EGRETⅡ miniで初めて日本向けにリリースされることとなるタイトルです。


左右2方向と加速・射撃の2ボタンを使って川を下っていくというシンプルなゲームですが、カヌーの動きには慣性がある上に、川辺や小島に登場する動物は敵意むき出しで攻撃してくるので、難度はかなりのもの。


もちろん小島や岩にぶつかるとカヌーが沈んでやられてしまいます。


◆エレベーターアクション(1983年)
1983年にリリースされた「エレベーターアクション」は、スパイとなってビルに侵入して機密文書をゲットし、脱出するというアクションゲーム。タイトーのアーケードゲームの中でも、特に人気や知名度が高いタイトルです。


エレベーターを使って階下を目指す途中で、武装した敵が襲いかかってきます。


途中にある赤い扉で、機密文書をゲット。敵を逐一倒すことよりも、敵の弾を掻い潜りながら、上手にエレベーターを乗り降りしながら先に進んでいくのが攻略のポイントです。


◆スクランブルフォーメーション(1986年)
「東京に落下した巨大隕石から現われた謎の敵を撃ち倒して東京を救う!」というストーリーの「スクランブルフォーメーション」の特徴は、東京が舞台になっていること。


当時の衛星写真を基に作られたという背景は、1980年代の東京を再現しています。出発地点の国会議事堂はこんな感じ。


赤坂


後楽園球場などが映し出されます。現実の風景がゲームの中でそのまま描かれるという演出は、当時としてはかなり珍しかったといえます。


そして、タイトルの通り、機体のフォーメーションを切り替えることができるのがこのゲームのポイント。道中に登場する赤い敵を倒すと出現するアイテムをゲットすることで、自機の後ろに僚機が並ぶようになります。


フォーメーションには3種類あり、状況に合わせて切り替えながら攻略していくのがポイント。ただし、自機のスピードが遅めで、敵の弾を回避しきれないことも多く、難度は高めといえます。


◆ハレーズコメット(1986年)
「ハレーズコメット」はハレー彗星が接近していた1986年にリリースされた縦画面シューティングゲーム。実際にどんなゲームなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。

迫りくる隕石を撃ち落とすシューティングゲーム「ハレーズコメット」をEGRETⅡ miniでプレイ – YouTube
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迫り来る大彗星から出現した謎の敵を倒すという設定。迫り来る敵や隕石を撃ち漏らすと、右下のパーセンテージが少しずつ増えていき、100%になるとゲームオーバーになってしまうシステムです。


実際にプレイすると、「敵を避けながら全部撃ち落とす」というシンプルなゲーム性なのですが、どんどんパワーアップしていく自機で飛んでくる敵や隕石を撃ち落としたり、敵の弾をかわしながらパワーアップアイテムを取れたりした時の快感はかなり高く、撃ち漏らしが数字で明確に表示されることもあって、「ハレーズコメット」の中毒性はかなり高めといえます。


◆レインボーアイランドEXTRA(1988年)
虹やジャンプで上へ登ってゴールを目指すアクションゲーム「レインボーアイランド」を高難度に調整したタイトルが「レインボーアイランドEXTRA」です。タイトルに「THE STORY OF BUBBLE BOBBLE 2」とある通り、物語としてはタイトーの人気ゲームシリーズ「バブルボブル」シリーズの2作目にあたる作品となります。


主人公・バビーを操作し、空中に虹を出しながら敵を倒したり足場にしたりして、どんどん上を目指していきます。難度は高いですが、虹をうまく利用して先に進んだり、虹を使ってアイテムをゲットしたりと、いかに虹をうまく使いこなすかという戦略的なテクニックが求められるので、やり込み要素は高め。


なお、EGRETⅡ miniで収録されているEXTRAバージョンのBGMは本家「レインボーアイランド」と異なり、「ダライアス」のCosmic air wayなど、別の曲に差し替えられています。


◆カダッシュ(1989年)
「カダッシュ」はアクションRPGで、「悪魔を倒して姫を救う」という王道ストーリー。プレイヤーは4種類の職業からキャラクターを選びます。


内容は正統派ファンタジーといった感じ。冒頭は王道らしく、王様の目の前から始まります。


グラフィック表現は緻密で、背景のスクロールにズレがあるので奥行きもしっかり演出されています。ダンジョンでは剣や魔法で攻撃しながら進んでいく横スクロールアクションとなっているほか、町や城を歩く人々に話しかけることでいろんなセリフを聞くことができ、世界観に深みが生まれます。


カダッシュのプレイ映像は以下から見ることができます。カダッシュはアーケードゲームということもあり、途中セーブは一切なく、クリアまでそのまま突き進んでいくことになります。実際のアーケードゲームではクリアするためにはお金が大量に必要になりますが、EGRETⅡ miniではクレジットボタンを押すだけでコンティニューができるので、当時クリアできなかったという人でもクリアすることが可能です。

戦士や魔法使いになって冒険をするアクションRPGの名作「カダッシュ」をEGRETⅡ miniでプレイ – YouTube
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◆ガンフロンティア(1990年)
1980年代~1990年代のアーケードゲームで特に人気のあったジャンルがシューティングゲームです。「ガンフロンティア」はF2システムというタイトー開発のアーケード基板を使っており、そのスペックを最大限に活用したというグラフィックが特徴。オープニングのタイトーロゴも、燃えさかる炎をくり抜き、青空を映すという凝った演出で表示されます。


ガンフロンティアは西部劇をモチーフにしたハードSFな世界観が特徴。


以下は、EGRETⅡ miniで見たガンフロンティアのオープニングデモ。重厚な世界観が緻密なグラフィックで語られる上にボイスも流れ、スペースインベーダーから12年でここまで進化したのか!と驚かされます。

「僕達は、待っていたんだ」と語るガンフロンティアのオープニングデモをEGRETⅡ miniで見る – YouTube
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ゲームは縦スクロール型シューティングゲーム。スピードは全体的にゆっくりで、敵の弾はやや遅めながら自機の進んだ先に発射される仕組み。敵が落とすコインを5枚集めるとパワーアップできるのですが、コインを取ろうとして無理に動くと、ゆっくり飛んできた敵の弾に当たってしまいます。


さらにプレイしていると難度が自動的に少しずつ上がっていく仕組み。さらに撃墜されると自機がその場で復活するのではなく、少し前の決まったポイントからのリスタートになるので、「厳しい場面でやられながら無理やり進む」という戦略も取れず、ゲームとしての難度はかなり高めといえます。


◆ルナーク(1990年)
「ルナーク」は、悪の密猟グループ「ベルサー動物保護法人」を取り締まるレンジャー部隊となって、襲いかかる密猟団をこらしめる横スクロールアクションです。操作できるキャラクターは4種類。一番左の「ゲン」は、茶色いパナマ帽に胸元のはだけた白いシャツと、どことなく見たことのあるようなデザイン。EGRETⅡ miniでは4:3の画面を16:9で表示する際に壁紙を表示することができるのですが、その左側に描かれているゲンはムチを振りかぶっていて、さらにどこか見覚えのある感じになっています。


ルナークがどんなゲームなのかは以下のムービーを見るとわかります。敵を攻撃すると容赦なく敵の体がバラバラになるなど、演出はかなり過激です。

どこか見覚えのある探検家がムチや銃で迫りくる敵を倒すベルトスクロールアクション「ルナーク」をEGRETⅡ miniでプレイ – YouTube
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ステージは突然狭くなったりすることも多く、油断すると一瞬で敵に取り囲まれてしまうこともあります。素手だと攻撃力はいまいちですが、敵が武器を落としまくるので、その都度拾って使いこなす柔軟性が求められます。武器は多種多様で、銃やナイフ、手りゅう弾など。


もちろんムチを使うこともできます。


◆メタルブラック(1991年)
ガンフロンティアの続編としてリリースされた横スクロール型シューティングゲームが「メタルブラック」です。ただし、「ガンフロンティアの続編」というのは形だけで、実際は全く別のストーリーが用意されています。音楽と映像をシンクロさせた冒頭のアニメーションや……


廃ビルの間をすり抜ける自機「メタルブラック」の表現など、ガンフロンティア以上に進化したグラフィック演出が楽しめます。


「地球人類が謎の侵略者であるネメシスに敗北した世界で、対ネメシス兵器として開発されたものの凍結されていた『ブラックフライ』に1人の男が乗り込んで、単身ネメシスを倒すために立ち上がる」というストーリー。冒頭ではそんな主人公を止めるために、戦闘機が飛んできます。


空中に浮かぶ赤・黄・青の粒子「ニューロン」を獲得することで、ネメシスを倒すために必要なビーム兵器がパワーアップするという仕組み。パワーアップした状態でエネルギー解放を押すと、強力な収束ビームあるいは拡散ビームを放つことができます。敵のビームに合わせてエネルギー解放をすると……


ビームが干渉して巨大なエネルギー球が発生。強力なボスにはこのエネルギー球をあえてぶつけることで大ダメージを与えることも可能です。


実際にメタルブラックをEGRETⅡ miniでプレイしたところが以下。

ハードSFな世界観と見事なグラフィック演出が光る横STG「メタルブラック」をEGRETⅡ miniで遊んでみた – YouTube
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◆レイフォース(1993年)
タイトーは多くのシューティングゲームをリリースしており、その多くが「ガンフロンティア」や「メタルブラック」のようにハードSFの世界観と演出を前面に押し出したタイトルとなっています。1993年にリリースされた「レイフォース」もその1つで、のちに「レイストーム」「レイクライシス」といった作品にもつながるゲームです。


「レイフォース」の特徴は、地上や画面の奥にいる敵をロックオンして……


ホーミングレーザーを射出するという点。一度に敵を多くロックオンして撃ち落とせば、大量得点をゲットできます。もちろん普通のショットもあるので、迫ってくる敵をショットで迎撃しながら、遠くにいる敵をロックオンしてレーザーで撃ち抜くというプレイも可能。


奥行きのある画面演出や、自機から弧を描いて発射されるホーミングレーザーは非常に美しく、タイトーのアーケードゲームの進化はまさにグラフィックにあることがわかります。


そんな「レイフォース」をEGRETⅡ miniでプレイした様子が以下のムービーです。EGRETⅡ miniであれば、縦画面にした状態でHDMI出力することで、自宅でもゲームセンター感覚でプレイできます。

ロックオンレーザーが美しい軌跡を描く「レイフォース」をEGRETⅡ miniで遊んでみた – YouTube
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◆エレベーターアクションリターンズ(1994年)
1983年にリリースされた「エレベーターアクション」の続編が、この「エレベーターアクションリターンズ」です。


11年でグラフィックは格段に進化。ドット絵で描かれていたスパイには個性的な見た目が用意されています。


使えるキャラクターは3人で、それぞれ体力・攻撃力・スピードが違います。武器もキャラクターによって細かく設定されています。


「エレベーターアクションリターンズ」がどんな感じのゲームなのかは、以下のムービーを見るとわかります。

グラフィックやゲーム性が前作から格段にパワーアップした「エレベーターアクションリターンズ」をEGRETⅡ miniで遊んでみた – YouTube
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「敵のビルに侵入し、エレベーターで階を降りながらデータを集めて脱出する」という点は、「エレベーターアクション」と全く同じですが、グラフィック表現が格段に向上している上に、操作性もアップしているので、アクションゲームとしては相当な進化を遂げているのがわかります。「エレベーターアクションリターンズ」はアクションゲームとしてかなりやり応えがあり、おすすめです。


◆カイザーナックル(1994年)
1990年代前半には対戦格闘ゲームが多く登場しており、タイトーも1994年に「カイザーナックル」をリリースしました。「カイザーナックル」はこれまで移植されたことがなく、EGRETⅡ miniで初めて家庭用ゲーム機に移植されることとなりました。


カイザーナックルをEGRETⅡ miniでプレイしたところが以下のムービー。

EGRETⅡ miniで初移植された格闘ゲーム「カイザーナックル」はこんな感じ – YouTube
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ゲームシステムは普通の対戦格闘ゲームですが、左右にある「クラッシュゲージ」が大きな特徴。クラッシュゲージが最大までたまった状態で必殺技を当てると……


画面に電撃が走り、必殺技の攻撃力がアップします。やられっぱなしでも一矢報いることができるシステムというわけですが、コマンド入力の難度が高い上に技のつながりが悪く、その上敵の反応がとにかくすさまじく、難度は非常に高いといえます。


さらにある条件を満たして最後までノーコンティニューで勝ち上がると、裏ボスのジェネラルが登場します。このジェネラルは格闘ゲーム史上最強のボスと言われており……


もはや入力を先読みしているのではないかと思ってしまうくらいの超反応で迎え撃たれ、圧倒的なスピードとパワーと必殺技でなすすべもなくやられてしまいました。


以下のムービーは、実際にジェネラルに謁見するところ。なお、EGRETⅡ miniには「いつでもセーブ・ロード」機能が搭載されているので、家庭で簡単にジェネラルに会うことができ、さらに何度も挑戦することが可能。カイザーナックルのあまりの高難度、そしてジェネラルのあまりの強さに、ニコニコ動画ではカイザーナックルやジェネラルの攻略を研究する「カイザーナックル学会」も存在しているので、気になる人はEGRETⅡ miniでぜひ攻略に挑戦してみてください。

EGRETⅡ miniでプレイ可能な「カイザーナックル」で格闘ゲーム史上最強のボス「ジェネラル」にボコボコにされる様子 – YouTube
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◆ダライアス外伝(1994年)
「ダライアス外伝」はタイトーのシューティングゲーム「ダライアス」シリーズの1作です。「ダライアス」「ダライアスⅡ」のアーケード版は3画面を横に並べた超横長画面が特徴でしたが、ダライアス外伝は1画面のみ。


ゲームはシリーズ前2作と比べても非常に遊びやすく、緊急回避に使えるボムも採用されており、横スクロール型シューティングゲームを遊んだことがないという人でも遊びやすい内容。なお、EGRETⅡ miniには連射ボタンが設定されているので、ボタンの連射が苦手という人でも問題なく遊べます。


実際にEGRETⅡ miniで「ダライアス外伝」を遊んだところが以下。

EGRETⅡ miniで横スクロールシューティングの名作「ダライアス外伝」をプレイ – YouTube
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◆断仇牙(1994年)
カイザーナックル」を遊びやすく調整したのが、この「断仇牙(だんくうが)」です。「断仇牙」はロケーションテストまで行われましたが、諸事情でお蔵入りとなり、結局リリースされなかった幻のタイトルで、今回EGRETⅡ miniで初めて公式にリリースされることとなりました。


ノーマルとプロという2つの難度が用意されているほか、制限時間内に必殺技や最終奥義を練習できるトレーニングモードも用意されているのが特徴。


トレーニングモードではキャラクターのコマンドが確認できるので、実戦に挑む前に必ずプレイしておくべきといえます。


「断仇牙」を触って感じたのは、明らかに「カイザーナックル」よりも遊びやすくなっているということ。技のつながりが圧倒的に良くなり、戻りキャンセルで技を連携させてコンボを組むこともしやすくなりました。全体的にゲームスピードがやや上がり、コマンド入力もゆるくなったので、「カイザーナックル」と比べると格段に操作性が上がっている印象を受けました。


以下のムービーが実際に「断仇牙」をプレイするところ。

EGRETⅡ miniではタイトーの幻の格闘ゲーム「断仇牙」がプレイ可能 – YouTube
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実際にEGRETⅡ miniでゲームを遊びまくる上で、ゲームがどのように進化を遂げてきたのかが見えてきました。グラフィックがただきれいになるだけではなく、向上したグラフィック性能を活用することでそれまで不可能だった演出が表現できるようになり、ゲームの世界観にも説得力が生まれていくのがよくわかります。また、新しい演出を採用することで、これまでにない斬新なシステムが追加されていったアーケードゲームの歴史の歩みを感じることができました。

サイズはテーブルの上に置けるサイズで、本体にも5インチモニターがついているので、遊びたい時に取り出して遊ぶことができます。また、モニターが横画面だとどうしても縦画面は狭くなってしまって見にくくなってしまいがちですが、EGRETⅡ miniは物理的にモニターを回すことで縦画面向けゲームもプレイ可能というのは魅力的です。

さらにEGRETⅡ miniはHDMI出力でテレビやモニターに出力できるので、大画面でアーケードゲームを楽しむことができます。加えて、いつでもセーブが可能なので、ゲームセンターでは100円玉を積まなければクリアできなかったゲームも気軽に攻略することが可能になったのもうれしいポイント。操作は本体付属のレバーとボタンでも問題なく可能ですが、別売りの専用コントローラーパッドやコントロールパネルを使うとさらに遊びやすくなるのでオススメです。

EGRETⅡ miniはAmazon.co.jpで予約受付中。記事作成時点では本体のみが税込1万6973円、すべてのコントローラーとオリジナルクリアファイル・マウスパッド・アクリルキーホルダー・ステッカーシートなどがついた豪華特装版が税込4万9478円となっています。

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