今年の24時間テレビ「不評」は本当? 視聴者の反応、ツイート分析した結果は…

J-CASTニュース

   2021年8月21日から22日にかけて放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)。23日に各メディアが報じた番組の全枠の世帯平均視聴率(関東地区=ビデオリサーチ調べ)は12.0%で、番組全44回の放送のうち、29位タイだったと伝えられている。

   こうした視聴率の結果もあってか、今年の番組についてネガティブな論調の記事も注目されているが、実際の視聴者の反応はどうだったのか。SNS分析ツール「ソーシャルインサイト」を使って分析を試みた。


  • 24時間テレビのサイトから


  • 「24時間テレビ」という単語と共にツイートされた「ポジティブな単語」/ソーシャルインサイトより


  • 「24時間テレビ」という単語と共にツイートされたネガティブな単語/ソーシャルインサイトより

放送当日に増えたポジティブな反応

   今回、編集部が使用したのは、「ソーシャルインサイト」の「ポジネガ分析」という機能。ポジティブな単語やネガティブな単語と共に発せられた特定の単語を含むツイートを検出し、その比率を表示する。そこで、今回は「24時間テレビ」という単語を登録して検索。すると、以下のようなことが分かった。

   まず、全体的な分析である、ツイートの「ポジティブ」「ネガティブ」「中立」の3要素分析の結果を見てみる。

   番組の放送が始まった8月21日に書き込まれた37万5034件のツイートのうち、ポジティブな反応が20.8%、ネガティブな反応が4.8%、中立が74.4%。番組の放送が終わった22日においては、期間中の72万3513件のツイートのうち、ポジティブが28.0%、ネガティブが3.8%、中立が68.2%だった。

   番組が始まる前日の20日は、2万8991件のツイートのうち、ポジティブ18.7%、ネガティブ6.3%、中立75%だった。

   これらをみると、放送が始まった21日・22日は、放送前と比べて言及ツイート数が大きく増えているだけでなく、ネガティブな反応が減り、ポジティブな反応が増えていることが分かる。

   なお、放送から一夜明けた23日(17時30分時点)は、3万3670件のツイートのうち、ポジティブが25.6%、ネガティブが6.5%、中立が67.9%だった。

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