「バーチャルオフィス」はハイブリッドワークをどこまでカイゼンできるか

CNET Japan

 人事の専門家らによると、新しいハイブリッドワーク計画で成功を収める鍵は、実験だという。経営者は、うまく機能しないポリシーを廃止して新しいものを試すことに前向きであるべきだ。

 これは特に、対面で働く人とリモートで働く人がいる環境にあてはまる。そうした試みには、クラウド上にバーチャルオフィスを構築することも含まれるかもしれない。

 Virbelaの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるAlex Howland氏によると、同社の180人のチームは「自社製品を使用」して、すべての業務を仮想世界で遂行しているという。Virbelaのバーチャルオフィスには、オフィスや小さな会議室、大きな講堂、屋上スペース、酒場がある。チームは6つのフロアのオフィスで働いており、1つのフロアは一般公開されている。

 「誰でもこのソフトウェアをダウンロードし、オープンキャンパスに来て、当社のオフィスを訪問できる」とHowland氏は語る。

 Virbelaの従業員はこのプラットフォームをさまざまな方法で使用している、とHowland氏は述べた。

 「チームメンバーの中には、他の人が入ってこられるようにバーチャルオフィスに座っている人もいれば、ドアを閉める人もいる」とHowland氏。「仕事だけにならないように、社会的な交流を増やす機会を組み込もうとしている」

 Virbelaは6月のプライド月間に酒場で夜のクイズ大会を開催し、司会にドラッグクイーンを雇った。

 企業は従業員体験に以前よりも注意を払うようになっている。

 リモート勤務の従業員と対面で働く従業員の両方が使用できる場所を設けることで、リモートワーカーの体験が劣ってしまうリスクを低減できる可能性がある。バーチャル環境は、複数の場所にオフィスを持つ企業で、全従業員がアクセスできるハブを構築する場合にも役立つ可能性がある、とHowland氏は述べた。

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