厳しい暑さが続き熱中症対策としても期待されるロングセラー商品「ポカリスエット」をめぐり、ペットボトルと缶では中身に違いがあるとの情報がSNSで広まっている。
はたして事実か。同商品を製造する大塚製薬に聞いた。
「味が違うと感じるのは俺だけじゃないよな」
ポカリは、「飲む点滴」をコンセプトに開発されたスポーツドリンク。1980年に発売されて以来、ペットボトルや缶、粉末タイプなど様々な形で展開されている。
SNS上では以前から、
「風邪引いたり体調悪いときに必ず飲むポカリスエット。缶とペットで味が違うってほんとかな?」
「缶のポカリとペットボトルのポカリで味が違うと感じるのは俺だけじゃないよな」
と、缶とペットボトルで味が違うのではないという声が散見される。
さらには「ポカリスエットはペットよりも缶の方が美味しい」「ペットの方がうまい」などと、好みの”派閥”も存在するようだ。
実際にポカリスエットの説明を参照すると、缶とペットボトルで原材料や栄養成分表示に違いがある。同じ商品でも容器によって中身が違うのだ。