2021年8月4日から、全国のコメダ珈琲店にて「シロノワール 杏仁マンゴー」の販売が始まった。待望の新作シロノワールの登場だ。今回はマンゴー入りの杏仁豆腐っぽいフレーバー。
お値段はノーマルサイズが750円~770円で、スモールサイズが550円~570円だ。さっそく食べてみたが、杏仁フレーバーとシロノワールのマリアージュが生み出す杏仁豆腐感が最高だったぞ! このウマさは勝ち確。
・マンゴーソース
まずは外見から見ていこう。お馴染みのシロノワールに、黄色いマンゴーソースがかかっている感じ。果肉も程よく入っている。杏仁関連の要素はビジュアルからは判別できない。
マンゴーソースはトロみがあり、溶けつつあるソフトクリームと交じり合う様子は実にウマそうだ。杏仁フレーバーはどの部分に含まれているのか一瞬わからなかったが、試しにマンゴーソースだけ味見してみると、このソースそのものに杏仁風味がつけられているようだ。
断面はこんな感じ。今回はデニッシュの中には何もサンドされていない。表面に見えている要素だけで勝負するタイプなもよう。歴代のシロノワールには、スライスされたデニッシュの間に何かしらの仕掛けが施されている場合もそこそこあった。
それらと比べるとつくりがシンプルな気がする。その辺りが食べた感想にどう影響してくるかも気になるポイントだ。
・杏仁豆腐感
食べてみると、見た目以上にトロトロなマンゴーソースの濃厚な甘みが広がり、かすかに感じられる酸味が心地いい。そして香る杏仁フレーバー。特にソフトクリームと混ざった状態で食べると、味はまさにマンゴー入りの杏仁豆腐のような感じ。
ほのかに温かいデニッシュとの相性もバッチリで、ウマさにノーマルサイズが一瞬で胃袋に消える。これは素晴らしい仕上がりだ。昨今の蒸し暑い気候との相性も良く、歴代のシロノワールの中でも上位にランクインするのではないか。
デニッシュ内に何も入っていない点も、物足りないのではなく、表面に見えている要素だけでパーフェクトだった。例えば、もしデニッシュ内部にも杏仁風味のマンゴーソースが仕込まれていた場合、甘さがクドくなってしまう気がする。なるほどね、上手くできているではないか。
いつも美味いが、今回のフレーバーは特に大正解としか言いようがない。公式HPによると、販売は9月中旬頃までを予定しているそうだ。是非とも最寄りのコメダで食べてみてくれ!