TOTO、最新オフィストイレ「nagomuma restroom」–IoT活用で施設管理しやすく

CNET Japan

 TOTOは7月19日、三菱地所とのコラボレーションによる、身体と心をリフレッシュできる先進的なオフィストイレ「nagomuma restroom(ナゴムマレストルーム)」が、TOKYO TORCH 常盤橋タワー3階にオープンすると発表した。

 TOTOによると、昨今、オフィストイレ空間に求められる機能が多様化。仕事のモチベーションにトイレが大きく影響するという同社の調査結果もあり、用を足すだけのトイレ空間ではなく、「気分を切り替える場所」としてリフレッシュできるトイレ空間が求められているという。

 今回、三菱地所とのコラボレーションにより、「誰もが使いやすく、イキイキと働くための“未来のオフィストイレ”」をテーマに協議を重ね、リフレッシュの場となるトイレ空間、nagomuma restroomを開発。6月30日に竣工した地上38階建ての常盤橋タワー3階に、7月21日にオープンした。

 nagomuma restroomは、左右の広がりと包まれ感のある特徴的な六角形ブースに加えて、照明とサウンドの演出によってリラックス効果を高める仕掛けを採用。トイレブースに入室すると、天井・鏡・足元照明が点灯し、便座に座るとサウンドが流れる。

 内装デザインは、ブラウンの木目調「くつろぎ」、ベージュ基調で優しい色合いの「いきぬき」、都会的で洗練された「おちつき」、さわやかなホワイト基調「ひらめき」の4種類を用意し、流れるサウンドもそれぞれのコンセプトに合わせた音源となる。


4種類の内装デザイン。左から「くつろぎ」「いきぬき」「おちつき」「ひらめき」(撮影:傍島利浩)

 ブース内には洗面カウンターが設置されており、用足しの後の手洗いや身だしなみの確認まで、共有スペースを使わずに行える個室完結型となっている。中央2カ所のブースには、六角形の2辺にドアがついており、混雑度のデータを分析しながら、男女ブースを切り替えて使用可能だ。

 また、6月発売の「パブリックレストルーム設備管理サポートシステム」を導入。利用者は、トイレの空き状況を男子トイレ、女子トイレ入口のサイネージで確認できるため、空いている個室や好みの空間デザインを選択して利用可能だ。


中央2カ所のトイレ空間は、六角形の2辺にドアがついており、男女ブースの切り替えが可能

空き状況表示サービス

 施設管理者は、IoTの活用により、ウォシュレットの温水や便座の温度設定、手洗いの湯温の設定等を管理画面でリアルタイムに把握し、遠隔操作で一括変更できるなど、施設管理の負担軽減が期待できる。