議会の開催中にスマホを使っている議員を検出し、その現場のスクリーンショットをSNSに自動投稿するツールがベルギーで公開され、話題になっている。
これはYouTubeチャンネルでストリーミング配信されているベルギーの地方議会の中継動画を読み込むと、議事進行そっちのけでスマホを暇つぶしに見ている議員をAIで検出。スマホを操作しているスクリーンショットに議員のアカウント名まで添えて、TwitterとInstagramに投稿されるという仕組みだ。サボリ議員を一発で見つけられるこのツール、運用が始まってからまだ数日だが、ベルギーの一地方のみのローカルなツールにも関わらず、すでに5千人近いフォロワーを獲得している。顔認識を使用して政治家を識別している関係上、同国議会でしか使用できないが、有用なツールだとしてオープンソース化を望む声も上がっている。今後、影響を受けたツールが世界中で登場すれば、サボリ議員にとっては強敵となりそうだ。