ケイアイスターら、太陽光電力プラン「KEIAIのらくらく0円ソーラー」付き分譲住宅

CNET Japan

 ケイアイスター不動産は1月13日、エクソル、Looopとともに、太陽光電力プラン「KEIAIのらくらく0円ソーラー」付き分譲住宅の提供を開始すると発表した。第1弾となる埼玉県深谷市の物件完成を、3月に予定している。

「KEIAIのらくらく0円ソーラー」付き分譲住宅
「KEIAIのらくらく0円ソーラー」付き分譲住宅

 ケイアイスター不動産は、同社のグループ会社であるCasa roboticが販売する規格型平屋注文住宅「IKI(イキ)」において、初期費用ゼロで始める太陽光電力プラン「IKIのいきいきでんき」の販売を行っている。

 2021年10月より、脱炭素社会への関心の高まりや電気料金節約の観点から、IKIのいきいきでんきの反響が急増。今後、分譲住宅においてもニーズが高まると予想し、戸建分譲事業への導入にいたった。

 この物件は、エクソルが供給する太陽光発電システムを搭載し、Looopとユーザー間で電力販売契約を結ぶことにより、設備費用や管理等の負担なく太陽光パネルの設置が可能となる。

「IKIのいきいきでんき」の流れ
「IKIのいきいきでんき」の流れ

 電気料金は基本料金が0円で、従量料金単価25.4円/kWhで利用できる。一般的な電力会社と比較して年間の使用料金が約14%ダウンとなり、金額にすると年間約2万円の削減が期待できるとしている。

 契約期間の10年間はメンテナンス費用も不要で、契約約期間終了後は太陽光発電システムをユーザーに無償譲渡する。譲渡後は自宅で発電した電力を使い、使いきれずに余った電力は、電力会社に売電することができる。

 さらに、物件を購入すると1.2kWhのポータブルバッテリーがプレゼントされ、自然災害による大規模停への備えや、キャンプやバーベキューなど野外のレジャーの電源として使用できる。

 また、物件の建材には、国産材を100%使用。ケイアイスター不動産によると、木材は鉄やコンクリートなどに比べ、材料製造時の炭素放出量が少なく、住宅1戸当たりの建設時の工法別での二酸化炭素(CO2)排出量を比べたところ、RC造ではなく木造を選ぶことで、1世帯の約7年間のCO2排出量に相当する、約29トンのCO2を削減できるという。

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