日本酒専門の酒屋でスタッフをしている二戸浩平です。僕が働いている会社、SAKE Streetは日本酒の小売や輸出をしている会社なのですが、日本酒に関するオウンドメディアの制作なども行っており、僕はそちらの業務を主に担当しています。
東京・浅草橋にある店舗の上階にはオフィスもあるのですが、業務の性格上、Slackなどのチャット、Zoomなどのビデオ会議ツールで社外の方とやり取りすることの方が多いため、リモートでの勤務が多いです。
また、酒屋という仕事上、「お酒を飲む」ことも業務には少しだけ含まれており、この仕事は基本的には、店舗に出社してやることが多いです。が、自宅にもお酒用冷蔵庫があるので、購入して帰って家でやってしまうこともあります。自宅の業務環境が整いすぎているので、出社頻度はさらに下がってしまっているのでした。
とはいえ、酒蔵や飲食店の方、友人・知人が店舗に立ち寄ってくれたときに直接お話しできるので、店舗でも定期的に働くようにしています。また、取り扱っている日本酒の中で1銘柄だけ僕が担当しているのですが、発注量や発注タイミングの検討をするのは物理的に見る方が分かりやすく、その場で店長と相談することもできるので、そういうときも店舗に行くようにしています。
今後、事業フェーズ的に人に会う仕事も増やしていく必要がありますし、コロナ禍も落ち着いてきたことで、対面での取材も増やしていきたいなと考えているところです。
引っ越し後は仕事用の場所が区分けされて、スペースも広く
このように普段はリモート勤務がメインなのですが、コロナ禍以降はリモートの傾向がより強くなったことと、もともと奥さんもフリーのウェブデザイナーとしてフルリモートで働いていたため、以前の家では少し手狭になり、昨年9月に現在の家に引っ越しました。
新居は以前より1部屋増えた間取りになったため、夫婦の仕事部屋を作ることができました。以前はリビングに食卓とテレビとデスク2台、みたいな感じになっていたのですが、僕は結構、深夜に仕事をしていることも多いので、お互いストレスに感じることもあったんですよね。
今の家では、仕事用のスペースが明確に分離されたことで、仕事にも集中しやすくなりましたし、「リビングにいるときはプライベートの時間」という区分けができやすくなったのが、一番良かったことでした。
1人あたりのスペースも以前より広く取れるようになったので、僕はデスクを新調してみました。棚がセットになっているので、結構たくさんある書籍や資料などはこちらの棚に置いておけるようになったことと、袖机を横に置けるようになった(以前はデスク下に袖机を置いていました)ことで、作業スペースが広く取れるようになりました。
いつも同じ場所で同じ仕事――ではなく、ちょっとした変化の要素を
このような感じで、仕事部屋の仕事環境が改善されたので、基本的にはほぼ常にそこで作業をしています。が、平日の早朝や日中に、誰もいないリビングのソファや、ベランダなどで作業をすることもたまーにあります。企画のアイデア出しとか、経費精算のような単純作業などは、ちょっと場所を変えると集中しやすい、みたいなことがあったりするんですよね。
それと引っ越しの少し前ぐらいから、コケリウムを育て始めました。引っ越し後に1つ追加し、2つのコケリウムを育てています。あまり手入れをしなくても元気に育ってくれるのと、小さくても緑が近くにあるとちょっと癒しになる気がします。
ところで、我が家では引っ越し前から猫を飼っています。引っ越し前は「仕事部屋には猫は入れないようにしよう」と話していたのですが、なぜか猫は仕事部屋を気に入ってしまい……、夫婦が仕事をしている間は猫もだいたい仕事部屋にいます。寝室にはキャットタワーとかおもちゃとか、猫グッズが充実しているし、ベッドもあるのに……。たまに資料をひっくり返されたりしますが、かわいいので仕方ないか、となってしまいます。
自宅で仕事をしていると、生活リズムが固定化されやすいのは良いことでもあるのですが、場所とか植物とか猫とか、少し変化がある要素を入れる方が良いのかもしれない、と思ったりします。
二戸浩平の在宅ワーク環境
- メインPC:MacBook Air(M1、2020)
- ディスプレイ:2画面
- キーボード:パソコンのキーボード
- マウス/トラックボール/トラックパッド:Logicool G402
- カメラ:内蔵カメラ
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Anker Soundcore Liberty 4
- ビデオ会議サービス:Zoom、WebEX
- 机:サンワサプライ「シンプルデスク ワークデスク」(と、セットになっている棚)
- 椅子:ゲーミングチェア
- その他小物:コケリウム、ゼロカロリーコーラ
二戸 浩平
東京在住。神奈川県出身(幼少期だけ北海道育ち)。20代前半、金融IT関係の仕事で地方出張を繰り返していた際に日本酒の美味しさに目覚める。その後、日本酒について学び、イベントでの日本酒セレクト担当を依頼されるように。地酒専門店「地酒屋こだま」のスタッフとして約9年間の勤務を経て、SAKE Street編集長に就任。各地で地元の人に愛される「地酒」が特に好きで、今の時代にあらためて「地酒」の魅力を伝えられるようがんばっています。