米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの一部ロットに異物が混入していた問題で、使用見合わせが発表されたものと同じロット番号のワクチンを接種していたという著名人が、SNSで相次いで報告している。
異物混入をめぐっては、モデルナ製ワクチンの供給を担う武田薬品工業が2021年8月26日、対応を発表。対象ロット番号は3つで、出荷した合計約163万回分のワクチン使用を見合わせるとしていた。
「このまま体調に異変ありませんように」
武田薬品は「COVID-19ワクチンモデルナ筋注の一部製品の使用見合わせのお知らせ」として報告。文書によると原因等に関する調査は現在進行中とされ、厚生労働省に相談のうえ、異物混入のリスクが否定できないという下記のロットについて同日から使用を見合わせるとした。
3004667
3004734
3004956
番号の発表を受けて同日、タレントでモデルの益若つばささんがツイッターで、
「!!?当たってしまいました…」
と接種証明書の写真を添付し、17日に対象ロットを接種したと報告。「元気です」とも加えた。ファンからは「心配ですね」「このまま体調に異変ありませんように」といった声が寄せられている。
同じく26日には、アルピニスト・野口健さんが「Lot番号、ビンゴ…」とツイートしているほか、お笑い芸人・山本高広さんもインスタグラムで対象ロットの接種を報告。接種証明書の写真とともに、
「最悪な宝くじが当たった気分」
「おととい打って今日この発表。今のところ以上はないがコロナに感染したくないから、うつしたくないから打ってるのに異物混入って…別の恐怖におびえることになるとは マジで怖い」(原文ママ)
と心境をつづるなど、著名人からの接種報告が相次いでいる。