Ginza Sony Park Project(銀座ソニーパークプロジェクト)は、東京・銀座のソニービル建て替えプロジェクトの最終形として、人々が思い思いに過ごせる多くの余白と、変わり続けるアクティビティによって、街や人に新たなリズムを生み出す都会の中の公園「Ginza Sony Park」を、2025年1月26日(日)にグランドオープンする。これに先立ち、1月23日(木)と24日(金)の2日間、報道関係者向けに完成した建物内への先行入場と取材/撮影が可能な内覧会が実施された。
内覧会では、グランドオープンと同時にスタートする第一弾のプログラムとして、ソニーグループの6事業をテーマに個性豊かな6組のアーティストと共に創るクリエイティブな体験型プログラム「Sony Park展 2025」の体験や、ソニー企業株式会社 代表取締役社長 兼 チーフブランディングオフィサー 永野大輔氏からのプレゼン、そして今まで未公開だったフロアを完成した状態で内覧することができた。
■一番伝えたいメッセージは『銀座の庭、Ginza Sony Park』
Ginza Sony Parkは2024年8月の竣工後、グランドオープンに向けた工事期間中に一部フロアを開放し、工事中の空間だからこそ体感できる特別プログラムを開催している。
昨年11月の「ART IN THE PARK(工事中)」は、開放的な地上の吹き抜け空間を活かしたアートなどの展示によって、交差点を行き交う来街者やツーリストだけでなく、銀座ワーカーなど1万人を超える人々が来園。思い思いのすごし方をして、まさに「都会の中の公園」を体現するプログラムとなった。来年1月26日に迎えるグランドオープン後も、さまざまなアクティビティを開催し、銀座の街や人々にリズムを生み出していく構えだ。
オープニングイベントで、ソニー企業株式会社 代表取締役社長 兼 チーフブランディングオフィサー Ginza Sony Park Project 主宰 永野大輔氏は、「『銀座の庭、Ginza Sony Park』、これが今日、一番伝えたいメッセージです。」と語った。
Ginza Sony Parkは、文字通りに「銀座にソニーが作った公園」だ。永野氏によれば、銀座を訪れる人にとって、庭のような存在でありたいという。公共の場ではあるが、その人にとって「プライベートスペース」「お気に入りの場所にしたい」との想いがある。
そんなGinza Sony Parkで、グランドオープンと同時にスタートする第一弾プログラムは、ソニーグループの6事業をテーマに、ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストとともにつくるクリエイティブな体験型プログラム「Sony Park展 2025」である。Sony Park展は2021年に銀座、2022年には京都で開催し、好評だったGinza Sony Parkを代表するアクティビティのひとつだ。
「Sony Park展 2025」では、「ゲームは、社交場だ。」「音楽は、旅だ。」「映画は、森だ。」など遊び心あふれるイベントテーマはそのままに、新たなアーティストの参加や一新された体験型プログラムにより、新しいSony Park展を楽しめる。また、Ginza Sony Parkがつくる「食のアクティビティ」として、洋食をベースに食との新しい向き合い方や楽しみ方を提案するカジュアルダイニングもオープン予定だ。
■アクティビティを体験できた内覧会
内覧会では、2025年1月26日(日)からオープンする「Sony Park展 2025」 を一足先に体験することができた。同プログラムは、ソニーグループがいま取り組む6つの分野「ゲーム、音楽、映画、エンタテインメントテクノロジー、半導体、金融(ファイナンス)」を、遊び心あふれるイベントテーマに変換。ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストたちが加わり、Ginza Sony Parkでしか体験できない数々のプログラムを展開する。
〇1F
Ginza Sony Parkプロジェクトは、「街に開かれた施設」をコンセプトに50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルを建て替えるプロジェクトだ。1966年、ソニーのファウンダーのひとりである盛田昭夫氏によってつくられたソニービル。そこには、「街に開かれた施設」の象徴であり、盛田が「銀座の庭」と呼んだ10坪のパブリックスペースがあった。私たちは次の50年に向けても創業者の想いを継承させたいと考え、「銀座の庭」を「銀座の公園」として拡張することで、銀座の街に新しいリズムをつくり、来街者の方が入りやすく、さまざまな楽しみ方ができる場にしようと、プロジェクトを進めてきた。
また、その建て替えプロセスもソニーらしくユニークに行いたいという想いから、これまでにない新しい発想で二段階のプロセスを採用。第一段階は新しい建物をすぐに建てず、ビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園にするという他に類を見ない実験的な試みをおこなった。結果として、コロナ禍を含む約3年間で854万人もの人が来園した。その後、第二段階として解体・新築工事を再開し、2024年8月にプロジェクトの最終形となる「Ginza Sony Park」を竣工、2025年1月26日(日)にいよいよグランドオープンの予定だ。
〇2F
展示物無し。
〇3F
「半導体は、SFだ。」をテーマとするYOASOBIのプログラムでは、NHK総合 『YOASOBI 18祭(フェス)』テーマソングとなった「HEART BEAT」の楽曲を用いた「HEART BEAT:Resonance」という来場者参加型の音楽体験ができる。この楽曲は、「心音」をテーマに、全国の18歳世代からのメッセージ、文章、パフォーマンス動画を募集。それらの想いを受け、原作として描き下ろし、さらに1000人の18歳世代と共に作り上げたエネルギー溢れるメッセージソングだ。1000人18歳世代が参加したイベント当日の合唱をレコーディングされた楽曲であることから着想した、来場者参加型の体験となる。
楽曲のテーマでもある「心音」をモチーフに、来場者の心拍をセンシングして、来場者ひとりひとりの「心音オブジェクト」を作ることで、YOASOBIと来場者の心音オブジェクトが共鳴するスペシャルな音楽体験を楽しめる。また、YOASOBIのAyaseとikuraの心音オブジェクトが登場したり、来場者と「心音オブジェクト」の動きをセンシングして、床面の「Haptic Floor※」が振動するなど、特別な仕掛けも。生成された心音オブジェクトは、スマートフォンで持ち帰ることができる。
※触覚提示技術 Haptics (ハプティクス)「Haptic Floor」
床からの振動フィードバックのみでありながら、ソニーがこれまで培ってきた信号処理技術とノウハウを駆使して、繊細で臨場感の高い感触を全身に届ける技術。
YOASOBIと来場者の心音オブジェクトが共鳴!「半導体は、SFだ。」をテーマとする、YOASOBIの「HEART BEAT:Resonance」【SonyPark展2025】
YouTube:https://youtu.be/PrKvHkGdwKY
〇4F
「ファイナンスは。詩だ。」をテーマとする羊文学のプログラムでは、空間の中央に大きな水盤が広がる、静謐な空間だ。メインプログラム「Floating Words」では、羊文学の「歌詞」にフォーカスをあて、羊文学が生み出した楽曲・歌詞と、水と光が融合することで、楽曲の世界に入り込める特別な音楽体験ができる。
羊文学の言葉が浮かんでは解けていく儚くも美しい映像演出と、このプログラムのために特別に収録された塩塚モエカの声に導かれ、来場者は楽曲の世界観 へ引き込まれていく。羊文学の楽曲「more than words」「光るとき」が響き渡る空間で、様々な表情を見せる水面のゆらぎや、羊文学の音楽と言葉がたゆたう、文学的なプログラムを楽しめる。
また、ソニーの触覚提示技術(ハプティクス)を活用した「Active Slate※」を用いて、「Floating Words」の余韻にひたりながら床面を歩くと、水辺を歩くような感覚が味わえる仕掛けもある。
※触覚提示技術 Haptics (ハプティクス)が搭載された「Active Slate」
人の歩行にあわせて多彩な振動フィードバックを実現。Haptic Floorにインタラクティブ性をもたせ、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせる技術。
水と光の融合で、楽曲の世界に入り込める!「ファイナンスは。詩だ。」をテーマとする、羊文学の「Floating Words」【SonyPark展2025】
YouTube:https://youtu.be/VddnrNfxjh8
〇5F
ソニー・ホンダモビリティ株式会社(SHM)の「AFEELA 1(アフィーラワン)」の車両※を展示するイベント「Meet AFEELA」を開催する。イベント会期は2025年1月26日から3月17日まで。※米国モデルをベースにした車両だ。CES2025で展示した車両ならびに日本で発売予定の車両とは異なる。
AFEELAは、周辺環境や走行状態をリアルタイムで捉える多彩なセンサーを搭載している。これらのセンシングデータは、本来、安全運転の支援や自動運転の実現を目的として活用されている。「Data Musification」は、ソニーのR&Dチームとともにこれらのセンシングデータを活用して音楽を生成し、移動によって生み出される新たな体験を模索するプロトタイピングプロジェクトだ。
本展示では、今回のためにGinza Sony Park屋上に設置したカメラで数寄屋橋交差点周辺を撮影。銀座の街を行き交うクルマや人の動きを解析、さらにその時の天候や気温などの情報も組み合わせ、それらのデータをリアルタイムで音楽に変換する。生成される音楽は、エクスペリメンタル・ソウルバンド「WONK」のリーダーの荒田洸氏とのコラボレーションで生み出される。「Meet AFEELA」では、街をセンシングし、その瞬間が奏でる一期一会の音楽体験を会場に設置した100インチスクリーンとスピーカーで楽しめる。
<詳細情報>
名称:Meet AFEELA
場所:Ginza Sony Park 5F
会期:2025年1月26日(日)- 3月17日(月)
時間:11:00 – 19:00
入場:無料
主催:ソニー・ホンダモビリティ株式会社
〇B1
展示物無し。バーカウンターの予定。
〇B2
「音楽は、旅だ。」をテーマとするVaundyのプログラム。Vaundyがキュレーションする「音楽の地層」空間を出現させた。「僕の心の曖昧な地層」をテーマに、Vaundyが約200曲の楽曲を選曲した。これらの楽曲が積み重なってできた「音楽の地層」の空間で、来場者はヘッドホンを片手に、発掘するように音楽を探すことで、音楽のジャンルや年代の垣根を越えて積層された、音楽の地層空間を旅するような音楽体験を楽しむことができる。
〇B3
カジュアルダイニング「1/2 (Nibun no Ichi)」では、「ちょっと少ない、だから良い」とのコンセプトで、「Ginza Sony Parkらしさ」で創る、銀座を楽しむための『1/2 料理』を提供する。ここで提供される料理は、一人前の約1/4サイズの料理を2品盛り付けたプレートだ。洋食をベースにしたメニューは季節ごとに変わり、常時 約10種類のバリエーションを用意している。
<詳細情報>
名称:Sony Park展 2025
日程:2025年1月26日(日)スタート
Part 1:2025年1 月26日(日)~3月30日(日) 11:00~19:00(予定)
・ 音楽は、旅だ。/ with Vaundy
・ 半導体は、SFだ。/ with YOASOBI
・ ファイナンスは、詩だ。/ with 羊文学
Part 2:2025年4月20日(日)~6月22日(日) 11:00~19:00(予定)
・ ゲームは、社交場だ。/with BABYMONSTER
・ エンタテインメントテクノロジーは、ストリートだ。/ with Creepy Nuts
・ 映画は、森だ。/ with 牛尾憲輔
場所:Ginza Sony Park
料金:入場無料 ※事前予約制。
予約注意事項とHapticsの利用制限・注意事項の詳細はWEBページにて確認のこと。
ハッシュタグ: #SonyPark展2025
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