この外箱は希少価値に…?
PlayStation 5(PS5)は、発売後いくらかマイナーチェンジを遂げてきました。2023年にはスリムデザインになったモデルがリリース。それから目立った変更はなかったはずなのですが、このほどパッケージデザインが変わったとの指摘が相次いでいますよ。
8K対応の表示が消えた?
Redditへの投稿から明らかになったのは、これまで「4K/120Hz」の出力表示に対応することを示していた隣りには「8K」対応も明示されていたのに、いつのまにか8K表示だけ消えてしまった外箱! あれあれ、確かにX(旧Twitter)にも比較写真が出回っていたり、どうやら最新の出荷分で、この8Kロゴを取り去ったパッケージになってしまっているようです。
2023年からの在庫モデルは、まだ以前のパッケージデザインのまま購入できるみたいですけど、徐々に新たな8Kロゴなしのものへ入れ替わってるらしい。なお、米Gizmodoは、Sony Interactiveに実態を問い合わせたそうですが、まだ正式な回答は得られていません。
8Kロゴが消えた意味は?
あくまでも公式説明がない以上、憶測でしかないものの、この変更には大きな意義もありそう。
たとえば、これからくる「PS5 Pro」への布石と見る向きもあります。真の意味で8K対応を果たすのは、次世代のPS5 Proなんだ。だから、現行のPS5からは、ひっそり8K対応を謳った表示は消しておこうみたいな?
ネット上には、これこそ適切な表示だと指摘する声もあります。そもそも現在まで、PS5は8K対応を謳ったわりに、8Kゲームソフトは1本しかリリースされませんでした。しかも、ゲームソフトとしては8K対応でも、実際には4K出力でしかPS5でプレイできない始末。4Kより高解像度の5Kに対応するゲームソフトも出たものの、これを8K対応のゲーム機と呼んでよいか疑問、というのが現実でしょうか。
8K放送が一部でスタートしているものの、まだ8Kを取り巻く環境は盛り上がっていません。本当に必要なのか問われていたりもします。そんななかではありますが、8K対応を前面に出す次世代ゲーム機の登場、個人的には期待したいですね~。