今世界で最も売れているスマホってなーんだ?

日本で最もシェアが高いスマホはiPhone。でも、世界に目を向けるとSamsung端末がシェアトップです。

2024年上半期締めまであと少し。調査会社Counterpoint Researchが、2024年第1四半期に最も売れたスマホランキングを発表しました。グローバルで見ると、最も売れたのはiPhone 15 Pro Max。その後、iPhone 15が続いて、Androidで最も売れたのはSamsungのGalaxy S24 Ultraとなっています。

iPhoneトップとAndroidトップ

2024年第1四半期、世界で最も売れたスマホランキングでは、1位から4位をiPhoneが独占iPhone 15 Pro Max、無印iPhone 15、iPhone 15 pro、そしてiPhone 14と続いています。第5位まできて、やっとAndroidスマホ。SamsungのGalaxy S24 Ultraがランクイン。トップ10はAppleとSamsungが独占しています。

スマホは長く使う時代へ

2023年第1四半期と比較するとおもしろいのは、高位機種の人気が高まっていること。近年、修理する権利が広まりはじめ、1つのスマートフォンを長く使う時代へとシフトしてきています。

ソフトウェアアップデートの保証期間も伸びているので、最新機能をなるべく長く多く使えるよう、ハードスペックの高いハイエンド機種を買っておきたいということかな。

Image: Counterpoint Research

5年に1度とか、7年に1度の買い替え想定なら、確かに購入するときの気持ちも大きくなりますね。

Pixelはランク外

日本では人気の高いGoogleのPixel端末。グローバルでも昨年は飛躍の年となり大きくシェアを伸ばしました。が、やはりSamsungには勝てず。出しているモデルの数も差があります。

あとは、スマホ各社の販売スケジュールが頭に入っている人ならピンとくるかと思いますが、フラッグシップ端末のリリース時期。Pixelxのフラッグシップモデルは、夏の終わりから秋頃。一方、Samsungのフラッグシップ端末は年初め。今回のレポートは今年の第1四半期のセールスなので、Samsungに有利。(日本では発売が遅れGalaxy S24シリーズは4月リリースでした。)

Googleは来週Pixel 8aが発売。もしかしたら、Pixel Fold 2の発表もあるかもしれません。そして、初秋にはPixel 9がでるはず。去年の成長を考えると、第3、4四半期の今年のGoogleの動きに期待です。

Source: Counterpoint Research