これで1000ドル切りは安い! ゲーミングPC「Acer Nitro V 15」

ゲーミングPCは高いものだと思ってません?

こちら、Acer(エイサー)より新発売の「Nitro V 15」なら、なんと850ドル(日本は15万9800円)から買えます!

Acer Nitro V 15

これは何?

格安ゲーミングノートPC。13世代Intel Core i7&Nvidia Geforce RTX 4050搭載で、ビルドも◎。長く使って満足かが課題。

価格

850ドル~(レビュー機は1,000ドルのスペック)/日本は15万9800円~

好きなところ

・安いのにハイスペック

好きじゃないところ

・バッテリー持ち

・チープに感じるトラックパッド

ポートがいっぱい

レビューで使ったのは1,000ドル弱のバージョンです。13世代Intel Core i7-13620Hと、NVIDIA GeForce RTX 4050搭載で、クロックスピードは2.4GHz。VRAMは6GB、メモリは16GB。「これで1000ドル切るなんて信じられない!」と叫ぶほどじゃないにしても、充分使えましたよ。

とにかくUSBポートが多いのです。Thunderbolt 4対応USB-Cもあれば、第1世代USB 3.2は2つあって、第2世代USB 3.2がひとつ。これだけあればマウス、ヘッドセットのケーブルをつないで、さらにドングルも複数挿せます。

ただこのポート。少しきつくて、挿しこむのも外すのも大変なので、そこは次作に期待ですね。

次作といえば、後継のNitro V 16は3月発売。最新AMD Ryzen 8040シリーズのCPUが入って、Nvidia GeForce RTX 4060とGPUも若干アップグレードされます。新しいディスプレイのオプションも加わって、リフレッシュレートは最大165Hzまで選べる。

先ごろ発表になったNitro 17は1,250ドルで、17インチのQHDディスプレイ、Intel Core i7、RTX 4060 GPU搭載。以上ふたつの2024年モデルはまだ触っていないので何とも言えないけど、V 15最大の弱点の「バッテリー持ち」が解消されてるといいなと思います。

Acer Nitro V15の処理性能:1000ドル弱とは思えない高性能

NvidiaのDLSSなら、レイトレーシングを有効にして対応ゲームの美麗グラフィクスも楽しめちゃう
Photo: Kyle Barr / Gizmodo

『サイバーパンク2077』では平均30 FPS以上いきますが、これはグラフィック設定を高めにしてDLSSを有効にし、レイトレーシングを低めに抑えて初めて出る数字。

グラフィック設定を低くすればレイトレーシング設定を高くもできますが、 V 15でプレイするときはどっちかをとる感じでした。NVIDIAの最新技術に対応していないゲームはレイトレーシング使用時にややFPSが落ちますが、これはV 15のスペックを考えると予想内でしょう。『バルダーズ・ゲート 3』はグラフィック設定「中~高」でそれ以上のFPSがでますし、『Halo Infinite』みたいなゲームではFPSもオンラインのグラフィックス設定も程よいバランスでプレイできます。

V 15の処理性能でイラつくことは一度もなくて、特にレビュー機は、中~高価格帯のRTX 4050だったので、NVIDIAのアップスケーリングと処理パワーを実感できました。もっと安い価格帯のIntel Core i5-13420Hを選んでも、これと同じかどうかが気になるところ。

高負荷でも発熱もなく、本体は冷んやりしたままです。これは読み込み中、ファンが「落ち葉ブロワーかよ」ってぐらいブンブン回るおかげでもあります。僕は熱風で気が散るタイプじゃないので平気だったけど、気になる人は、純正コントロールパネル「NitroSense」(ファンクションキー隣の専用ボタンを押せばすぐ開く)でファンの設定は変更できます。

Acer Nitro V 15のディスプレイ。格安なのに高リフレッシュレート

NitroSenseを開いたところ。こんな画面でファン回転数やバッテリーの設定を調整できる
Image: Kyle Barr / Gizmodo

V 15の自慢は144Hzディスプレイ。一番のセールスポイントですが、『オーバーウォッチ2』のランク上げや『ディアブロ IV』の毎秒クリック数をMAXにしたい人からすれば及第点レベルかと。

CESの会場でOLEDの画面を散々見てきた後にV 15のFHD LCDを見ると正直物足りなさも感じます。まあ、こういうところを切り詰めているからこそ出せる低価格なわけで、自分にとってどっちが必要かってことですよね。ふつうに使っている分には全然不自由しません。輝度は250ニット。

持ち歩きに便利な15.6インチ(自分の場合、出張で使うハイキング用バックパックのノートPCホルダーにはまるかどうかをモバイル性能の目安にしている)。畳んだときの厚みは1.06インチ(約2.7cm)あるのでスリムとは呼べないけど、ごつくて邪魔になるほどでもないです。

画面のベゼルは幅が広くて、こういうところにも格安版っぽさを感じます。

Acer Nitro V 15のバッテリー持ち:コンセント挿しっぱなしになるかも

Nitro V 15は驚くほどポートが豊富
Image: Kyle Barr / Gizmodo

バッテリーは75Wのものが入っています。悪くないんですが、画面を明るくしてゲームすると結構減りが早くて、『Lethal Company』みたいにGPUに負荷がかからないゲームをオンラインでやるだけなら平均3時間半くらいできるけど、高負荷なゲームタイトルでは最悪2時間でバッテリー切れになってしまいました。

省電力モードに切り替えて雑用こなしてるときでも、ものの2時間で残量50%に…。 Windows 11の省電機能を有効にしてやっと少し伸びたけど、けっきょくは電源ケーブルのお世話になっていました。

Nitro V 15は買い?

ごちゃごちゃ書いてきましたが、Nitro V 15、この内容でこの価格はお買い得です。

「RTX 4050をノートPCでも使いたい!」とひたすら思ってた人は処理性能の向上は間違いなしでしょう。粗もあるので長く使ってどうかはわからないけど、その辺りは2024年モデルに期待したいですね。

価格据え置きでプレミアム感が上がるといいな。