【野球】阪神タイガースが38年ぶり日本一!MVPに輝いた選手は?

阪神タイガースは、オリックス・バファローズとの関西ダービーを制し、38年ぶりの日本一に輝きました。この日本シリーズを通して、1番目立った成績を収めた選手に贈られるMVPは、3年間阪神タイガースの選手会長を務めてきた近本光司選手が受賞しました。そこで今回は、日本シリーズでの近本光司選手の活躍ぶりや日本シリーズに懸けた思いなどについて、解説していきます。

目次

38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガース

18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神タイガースは、日本シリーズでパ・リーグ3連覇を果たしたオリックス・バファローズと対戦。両者の戦いは、一進一退の攻防が続き、最終戦までもつれる波乱の展開となりました。

そして、迎えた最終戦では、投手陣が1失点で抑える完璧なリレーでオリックス打線を封じ、打撃ではクリーンアップだけで7打点を記録。7対1で阪神タイガースが勝利し、38年ぶり2度目の日本一に輝きました。

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日本シリーズMVPの近本光司選手は、3度の猛打賞を達成!

今シーズンの日本シリーズでMVPに輝いたのは、阪神タイガースの近本光司選手です。全ての試合に、1番センターとして出場し、打率.483・14安打を記録。そして、7試合中3試合で3安打以上する記録猛打賞を記録し、阪神タイガースのリードオフマンとして活躍。

また、球団歴代単独2位となる14安打を放ち、阪神タイガースの日本一に1番貢献した選手ですね。この活躍には、初級から狙いに行くという短期決戦だからこそできた戦術が上手くハマった証です。最高の形でシーズンを締め括った近本光司選手が、来シーズン以降どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみですね。

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MVPを獲得した近本光司選手が歓喜の輪に加わらなかった理由とは?

日本シリーズMVPを獲得した近本光司選手は、優勝した瞬間の歓喜の輪に加われなかったとのこと。その理由は、最後のアウトを左中間の深い位置でキャッチし、マウンドまでかなりの距離があり、合流できなかったそうです。間に合わないなと思いながら近本光司選手は、マウンドの方へ走っていきました。

その際に、みんなの歓声を1番聞く事が出来、ゆっくりとした時間を過ごす事ができたとのこと。優勝の瞬間の輪に入れなかったものの、歓声を浴びる事ができた近本光司選手は、1番の幸せ者だったのかもしれません。選手会長としてのフィナーレを最高の形で締められた近本光司選手。再びこの興奮を感じられる日が来るよう、これからも阪神タイガースの選手として、頑張ってほしいですね。

シーズンを通して存在感を示した近本光司選手

プロ1年目から、レギュラー選手として活躍し、数々のタイトルを獲得してきた近本光司選手。今シーズンも不動の1番打者として、阪神タイガースのリーグ優勝に大きく貢献しました。打率.285・143安打・28盗塁・出塁率.379を記録。
盗塁はリーグ1位・出塁率はリーグ3位・安打数はリーグ6位と1番打者として、文句なしの成績をマークしました。

また、守備面でもエラー0と攻守に渡り、阪神タイガースのリーグ優勝に貢献していましたね。そんな近本光司選手は、打撃や守備など総合的にどれくらいチームに貢献できているか図る指数で、リーグ1位を記録。数字だけでは図れない部分でも活躍している近本光司選手は、阪神タイガースに欠かせない選手になりました。

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近本光司選手は、日本シリーズに向けて様々な人の思いを背負っていた!

近本光司選手は、今回の日本シリーズで、天国の恩人と家族への思いを胸に、挑んでいたとのこと。大学時代から、愛用していたバットメーカーは、アマチュア選手が利用しやすいバットを常に考えているメーカーで、近本光司選手は長く愛用しています。その社長が昨年末に亡くなるも、思いを胸に挑んだ結果、最高の結果をプレゼントできました。

また、2018年に結婚した奥様には、理想とする婚約指輪に、金額が届かず葛藤したそうですが、プロポーズに成功し、結婚。プロ野球入りしてからも、奥様の支えがあり、ここまでの結果を残す事ができているとのこと。愛用するバットメーカーの社長や最愛の奥様に向けても、日本一という、最高のプレゼントを贈ることができました。近本光司選手は、ここからもっと良い景色を見れるよう、精進していって欲しいです。

まとめ

関西ダービーを制し、38年ぶりに日本一を獲得した阪神タイガース。そして、シリーズMVPを獲得した近本光司選手。この選手の活躍があったからこそ、リーグ優勝・日本シリーズ制覇ができましたね。近本光司選手は、5割に高い打率を残しており、1番打者として最高の成績を残しました。

日本シリーズ球団歴代2位の安打数を放ち、チームに大きく貢献した近本光司選手。レギュラーシーズンから積み上げてきたものがあるからこそ、短期決戦でも結果を残せたのだと感じました。日本一という、最高の結果を残せた阪神タイガースの近本光司選手。

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