こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
スポーツ自転車のサドルは、シティサイクルなどと比べて、かなり固く作られています。
元来レース機材であるスポーツ自転車は、より効率よくパワフルにペダルを回せるように設計されているため、パワーロスにつながる不安定さが敬遠されるためです。
しかし一般サイクリストにとっては、必ずしも速さを前提とした仕様が正解とは言えないもの。machi-yaで公開終了間近となっている「Air Seat」は、この問題を解決してくれるプロダクトです。
設計者が娘さんのために開発した独自システム
360°全方向の衝撃を吸収してくれるサスペンションシステムを搭載した「Air Seat」は、クッションが厚いサドルやサイクルパンツを試してみても、お尻の痛みが解決できなかった娘さんのために、設計者が10年の歳月をかけて完成させたもの。
リア側に装備されているサスペンションが、上下、前後方向の衝撃を吸収しつつ、フロント側の大きなスプリングがねじれ方向の動きもサポート。
車やオートバイに使われているサスペンションと同様の動きで、凹凸が大きい路面を走行したときに伝わってくる衝撃を上手く吸収してくれるというわけです。
設置方法は実にシンプル
一般的なスポーツ自転車用サドルに対応している「Air Seat」は、単純にサドルとシートポスト(サドルの支柱)の間に割り込ませるように設置します。
サドル交換を自分で行える人なら、何ら難しいところはありません。
体重別に3タイプが用意されているので、適正なタイプを選択しましょう。
ただし高さが約3cmほどあるので、サドルを目一杯下げてギリギリ乗れているという人の場合は、設置が難しいでしょう。この点にはご注意ください。
約250gの軽量仕様
レースでコンマ1秒を争っているという人なら気になる250gという重量は、一般的な500mlボトルに入っているドリンクの約半分くらいの重量。
サイクリングでこの重量差が気になる人は、まずいないでしょう。むしろ、お尻の疲労感をグッと減らせるので、メリットが上回っていると実感できると思います。
シルバーに輝くサスペンション機構がかなりクールな印象になっているので、スポーツ自転車のルックスを犠牲にする心配も無用。逆に、自慢したくなると思いますよ。
日本と台湾で実施したクラウドファンディングで、すでに総額1163万円もの支援を集めている「Air Seat」は、machi-yaでも大人気アイテムになっています。
もうすぐ公開終了してしまいますので、気になる人は急いで以下のリンク先でご確認を!
>> 上下前後、360度からの衝撃を吸収する独自技術でロングツーリングも辛くない
Image: n&n
Source: machi-ya