でもその場所、ちょっとわかりにくいよ…。
iPhoneでの通話よりLINEでの通話の多いかもしれませんが、でもやっぱり電話は必需品。そんなiPhoneの通話ですが、実はその機能はiPhoneのデビューからあまり変わっていません。
次回のiOS 17では通話の｢終了｣ボタンの位置が変更されます。でもこれどうなの？ って感じがあります。
他とまとめて置かれるっぽい
すでにユーザーテストが行なわれている最新のiOS 17ベータ版5では、画面の下部の真ん中にある大きな赤い｢終了｣通話ボタンを画面右下の他の機能と一緒に並べる形に変更されています。
Androidを含む現代のスマホではほとんどが、通話終了ボタンは画面の中央に配置されています。これだと間違えて｢キーパッド｣や｢FaceTime｣ボタンを押してしまう気がするんですけど…。
電話機能に関するアップデートは、iPhone 15の詳細発表と同じ9月に利用可能予定となっています。通話機能には、個別の連絡先のポスターのパーソナライズ、留守番電話のリアルタイム書き起こし、ビデオボイスメールなど、楽しい機能が導入される予定です。
でも、あくまで予定。というのも、Apple（アップル）は2021年のiOS 15ベータ版でSafariのブラウザバーをアプリの上部から下部に移動ていたんですが、リリース時にはバーが元の位置に戻されていたということもあったので、発表までどこへ移動するのかは本決まりじゃなさそうです。
留守番電話のライブ書き起こしは便利そう
iOS 17ベータ版5では、留守番電話に相手が伝言を残しているときに、リアルタイムで内容が書き起こしされて流れてきます。それを見て、途中で電話を取るかどうか決められるのです。
また、ベータ版4までは留守番電話に繋がると｢発信音の後に電話をかけた理由を伝えてください。相手が電話に出るかもしれません｣と相手に流れていたのですが、伝言を入れずに待ってしまう人が多いため、ベータ版5では｢あなたの電話は留守番電話に転送されました。｣に変更されています。
くわえてiOS 17では、AirDropの新しいアニメーションや、iPhoneを隣のユーザーのiPhoneに数秒間近づけることで連絡先のポスターを共有できる新機能など、UIの変更も行なわれます。iPhone 15の詳細が明らかになるのが楽しみですね。