永観、まだか?みかえり阿弥陀を見られる「永観堂禅林寺」【そうだ 京都、行こう。】

永観堂禅林寺は、日本の京都に位置する古代の仏教寺院で、その美しい庭園と色鮮やかな紅葉で知られている。公式には「禅林寺」と呼ばれるが、一般には「永観堂」として広く知られている。

■「そうだ 京都、行こう。」夏のキャンペーン
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、「あなたは、どの仏像から入りますか?」をテーマに「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンを展開中だ。「六波羅蜜寺」にある「空也上人立像」を入り口に、京都の様々な仏像・肖像彫刻の魅力を伝える。そんなキャンペーンのプレスツアーが実施された。

1日目は、南無阿弥陀仏の「空也上人立像」で有名な「六波羅蜜寺」、1001躯の観音像が並ぶ「三十三間堂」を訪れ、すき焼き・しゃぶしゃぶ・オイル焼・ステーキの老舗「モリタ屋 木屋町店」にて夕食に絶品のすき焼きを堪能したのち、お洒落なルーフトップバーがある「ノーガホテル清水京都」に宿泊した。

2日目は、「みかえり阿弥陀」が安置されている「永観堂禅林寺」を訪ね、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」にて昼食をとったのち、染色アートギャラリー「嵐山 祐斎亭」を尋ねた。

■あなたは、どの仏像から入りますか?
JR東海では、お気に入りの仏像を見つけ、仏像をきっかけに京都の歴史や文化に興味を持ってもらえるよう各種プロモ―ションを実施。放映する新CMで登場する「六波羅蜜寺」では、住職による法話や皇服茶の授与を特別に体験できるプランを用意した。

加えて、三十三間堂(蓮華王院)でも特別な夜間貸切拝観を設けた。六波羅蜜寺、東寺、三十三間堂では人気タレントを起用した仏像音声ガイドも用意しており、キャストの素敵な声で仏像の世界を堪能できる。

その他にも、イラストレーターによる仏像イラストをもとにした写仏体験や、仏像彫刻体験など、キャンペーンに連動した期間限定の特別プランを用意している。是非、本キャンペーンを通じて、仏像をきっかけにした京都の新たな魅力を楽しもう。

■みかえり阿弥陀と、美しい庭園も魅力
この寺院は、840年に最澄(伝教大師とも呼ばれる)によって創設され、元々は浄土宗の寺院だったが、その後浄土宗西山派の本山となった。禅林寺の名前は、11世紀の僧侶、永観にちなんで名付けられた。

永観堂禅林寺は、建物や彫刻だけでなく、その庭園の美しさで旅人を魅了する。春には桜が咲き乱れ、秋には紅葉が見事に色づき、季節を問わず訪れる価値がある観光地だ。とりわけ、秋の紅葉は全国的に有名で、多くの観光客が訪れる。

永観堂のみかえり阿弥陀には特別な伝説が伝わっている。永観がある日阿弥陀如来像とともに法華経を唱えていると、阿弥陀如来が突然動き出し、庭を歩き始めたというものだ。

驚いた永観が阿弥陀如来を追いかけていくと、阿弥陀如来は振り返り、「永観、まだか?」と言ったとされている。
このエピソードは、阿弥陀如来が常に信者を見守り、案じているという事実を象徴している。

永観堂禅林寺はその歴史的な建築、美しい庭園が魅力的であり、訪れる人々を魅了する。京都を訪れた際は、訪れるべき場所のひとつと言えるだろう。

<詳細情報>
永観堂禅林寺
〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
TEL 075-761-0007
http://www.eikando.or.jp/mobile_jp/

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