熊本県には「茶色いローソン」が存在する

ロケットニュース24

ローソンといえば何色? そう聞かれたら青と白と答える人がほとんど……というか全員そうかもしれない。そりゃそうだ、青空と雲のような色合いがローソンのイメージカラーなのだから。

しかし、全国すべてのローソンが青と白で統一されているかというと実はそうじゃないのをご存じだろうか。今回ご紹介する店舗がまさにそうで、熊本県の南阿蘇にはなんと「茶色いローソン」が存在するのだ!

・ローソン南阿蘇白水店

茶色いローソンを発見したのは偶然も偶然だった。それは環境庁の「名水百選」に選ばれている白川水源を観光するため、車で向かっていたときのこと。ローソンを見つけて休憩しようとしたところ……

お店に近づいたら……


なんとこれが……


茶色いローソンだったのである!!!! 周りの自然と同化というか、溶け込むようなたたずまい……これはきっとアレだな、茶色にしている理由は景観を損なわないようにするためだろう。全国にいくつか存在する色違いコンビニは大体そうだし。


・中に違いはあるのか

ちなみにお店の色が違うと中はどうなのか。何か違いがあるのかもしれないなってことで潜入してみたら、目立って分かったのはくまモンを中心とした熊本のお土産が置いてあるくらい。他に売られているものは、青&白の通常店舗と大きく変わらないように感じた。ただ!

商品以外に明らかな違いがあって、茶色のローソンはとにかく天井が高くて開放的な空間だったから買い物していて気持ちがよかった。店内の撮影が禁止だったので詳細をお見せできないのが残念だが、もし白川水源周辺を訪れる人は一度覗いてみてほしい。


・自然に溶け込むローソン

それにしても、なぜログハウス的な茶色を採用しているのだろうか。白と青でも不自然さはそんなになさそうなのにな〜と不思議に思っていたら、これまた偶然近くで “名物” を見かけたことでハッとした。それが……

熊本名物のあか牛の存在だ


雄大な自然が果てしなく広がっている阿蘇山では、時期によってあか牛が放牧されているのを見ることができる。きっと茶色いローソンはあか牛と阿蘇の自然を表現しているのだろう。たぶん。

もちろん、ローソン南阿蘇白水店あたりも自然が広がっている。その場にいるだけで心が洗われるし、ドライブするのも気持ちいいのでこれから梅雨が明けた先の季節にぜひオススメしたい。

参考リンク:ローソン 南阿蘇白水
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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