法務省登記所備付地図データを取り込める、Windows対応の地図ソフト「スーパーマップル・デジタル24」発売 

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スーパーマップル・デジタル24

 株式会社昭文社ホールディングスと株式会社マップルは、Windows 11/10対応の地図ソフト「スーパーマップル・デジタル24」を7月7日に発売すると発表した。今回の最新バージョンでは、法務省がG空間情報センターにて公開した「法務省登記所備付地図データ(GeoJSON形式)」を取り込む機能が追加された。また、マップルが提供する「MAPPLE法務局地図ビューア」とも連携し、図面単位でダウンロード(7月公開予定)したデータを取り込むことにより、オフラインでの利用も可能となっている。

土地用途データの取り込み後の編集イメージ

登記所備付地図データの取り込み後の編集イメージ

 スーパーマップル・デジタル24は、PCにインストールして使用する地図ソフト。通常製品版(パッケージ版)・ダウンロード版・ライセンス版の3種類を用意している。価格は、通常製品版の全国版が18920円、東日本版・西日本版が各1万1770円。

 車高や車幅、重量などの規制を考慮したルート探索にも対応した。高さに制限のある高架下などの道路や、縁石などにより幅に制限がある道路、車重に制限のある指定道路などにおいて、ユーザーが入力した車両情報を考慮したルート探索が可能となり、トラックやバスなどのルート探索を行った際の精度が向上する。

車高/車幅/重量の規制を考慮したルート探索に対応(標識画像引用:国土交通省「道路標識一覧」

 操作性の向上も図り、カスタム情報(ユーザーによる登録情報)をより便利に使えるようにするため、「カスタム情報の表示/非表示を縮尺によって設定できる機能」を追加したほか、折れ線の編集で閉じた図形を「開く」機能も追加した。

カスタム情報の表示/非表示が縮尺によって設定可能に

 収録している地図データや検索用データは、2022年10月25日(POI情報の一部は2023年2月1日)までに判明し、2023年4月1日までに実施の経年情報に基づいている。また、「車」のルート検索データについては、高速道路は2022年9月までに判明した2023年4月1日時点の情報(料金は2022年12月31日までに判明した情報)、一般道路・フェリー航路は2022年9月までに判明した重要情報を反映している。

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