明るい未来が見えません! もうブチギレた! この世の中、ウソだらけ! インターネットはウソだらけ! 薄々わかってはいたけれど、Twitterに流れてくる “某国産っぽい動画の広告”、あれ、ほぼ、ウソ! つうか、今んとこ、全部ウソ!!
ということで、私が過去最大級にブチギレている理由は、Twitterで宣伝しまくっていた「超高鮮度ライト」が予想以上のポンコツだったからに他ならない。いったい何がクソなのか、洗いざらい、ぜんぶ暴露したる!
まずTwitterの動画広告は、
本当に夢があるというか、
「そんなに!?」ってくらいの性能を、
「これでもか!」
「これでもか!」と、
過激な演出で
見せつけまくっていた。
商品ページに飛んでもPRのパワーは衰えることなく、
これ絶対に欲しい!
これ1本あれば、もう一生安泰!
もう俺に「闇」は無い。
「買うしか無いだろ!」ってくらいに、
購買意欲を煽りまくっていた。
価格は1本4280円。2本買うと、なぜか5380円(2本目は1000円?)になるという謎の価格設定だが、あんな「光」が手に入るなら安いものだ。
〜そして1週間後〜
届く。ちなみに発送元は今回も大阪。
開封すると……
えっ……
想像以上にチャチい……!!
そして……
想像を遥かに凌ぐ軽さ!!!!
重量を計ると……
100均でよく売られている「9LEDハンディライト」(単四電池3本使用 / 税込110円)が電池込みで63g。
一方、ホムセンで買った「200ルーメンLEDハンディライト」(単三電池2本使用 / 税込877円)が電池込みで151g。
それに対して「超高鮮度ライト」が46gしかないのは──
乾電池を使わない、USB充電タイプだからというのもあるとは思うが、いかんせんボディの質感がチャチすぎる。金属に見えるが、実は完全に「モロに安いプラスチック」なのである。
スイッチを入れたら、いちおう点くけど……
部屋の中で、このレベル。なお、動画にあるような「ギュッと絞って焦点を狭くしたり広くしたり」は、できない。動くような部分はない。ずっと固定だ。
はたして、実際に「森」に行ったら、
あの広告みたいに照らせるのか──?
それを確かめるべく、我々は日が沈むまで「100万円の古民家」にてジッと待機し、
ようやく、その時(夜)が来た!
ここからは一気に行くぞ!
・テスト1(静止画)
……おい。
・テスト2(静止画)
おい!
・テスト3(静止画)
全然たいしたことねーじゃん!
・テスト4(動画)
4280円もしたくせに、ホムセンの877円ライトに圧倒的に負けてんじゃんかよ! マジふざけんな!! 金かえせ!
──ということで、何度も何度も検証したが、あの広告に出ていたような爆光レベルの輝きは「絶対にない」という結論になった。
こんな100均のライトに毛が生えたくらいのライトを、あんな大袈裟な嘘八百の誇大広告で売りつけようとするのも当然クソだが、こんな詐欺まがいの動画広告を平然と載せ続けるTwitterもTwitterである。
そこに光はなかった。
いろんな意味で、
闇しかなかった。
【完】
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24