交通系ICカード、本名ではない記名は払い戻し不可って知ってた!? – みんなも気を付けて!

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電車やバスなどの公共交通機関を利用する際、多くの人が使っている交通系ICカード。カードの発行には難しい手続きは必要なく、最寄り駅の券売機で購入やチャージが出来るため、筆者も普段から利用している。交通系ICカードの普及によって、最近は切符を買う機会がほとんどなくなったという方も多いのではないだろうか。

2023年6月11日に投稿された、松井俊介@株式会社松井貿易@ShunsukeMatsuiさん「ある日「お!好きな名前つけられるやん!」って気づいて、自由な名前で作りました。で、払い戻しに行ったら、「これ、本名じゃないですよね。記名SUIKAは名前証明できなければ払い戻せません」だって!みんなも気をつけて!3つの駅に行って聞いて全滅だったから確か!」というツイートには、払い戻しを拒否された交通系ICカードを撮影した写真が添えられていた。この投稿には、なんと2.5万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。

本名でなければ払い戻しが出来ない!!

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードには、発行時に任意でカード表面に名前を印字できる。名前を入れることで、紛失時の再発行が可能になるそうだ。

カードに名前を印字する場合は、氏名のほかに、生年月日・性別・電話番号などの個人情報を入力しなければならないのだが、投稿者の松井俊介@株式会社松井貿易さんは、自分の名前ではなく架空の名前を入力してカードを発行したのだそうだ。

ツイートに添付された2枚のSuicaには、「ウ〇コ マ〇タロウ様」「ウ〇コ タレゾウ様」と、明らかにふざけて付けた名前が印字されている。これらのカードを払い戻ししようと駅に持って行ったところ、印字されている名前が本名ではないことから、払い戻しを断られてしまったらしい。

(画像は「松井俊介@株式会社松井貿易(@ShunsukeMatsui)」さん提供)

最悪スマホに取り込めば、お金は返ってくる!

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「wwwwおバカwwwww」「声出して笑ってしまいました」など、投稿者の出来心に腹筋を持っていかれたとの声や、「本名をウ〇コマ〇タロウに変えればいけるかも」と、斜め上過ぎる解決策を提案する声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。

もう払い戻しはあきらめるしかないようにも思えるが、隠れ有識者から「( ˇωˇ)iPhoneに取り込めばデポジットも中身も救われるで」とのコメントも届いており、最悪スマホと連携することでお金はなんとか取り戻せるようである。

コメントの中には「落とした時に名前と年齢と通勤区間バレるから微妙に名前を変えちゃっている。紛失した時に面倒だなとは思っているけど。」といった声もあり、意外と本名で登録していない人は多いのかもしれない。

3駅聞いて回った投稿者のメンタルの強さを見習いたい

筆者は本名が「舞」なので、実を言うと過去に交通系ICカードの名前を「マイ メロディ」で登録していたことがある。今、思えば痛すぎることこの上ないが、「ウ〇コ マ〇タロウ」も「ウ〇コ タレゾウ」も、まったくの他人事とは言い切れない。

払い戻しうんぬんの前に、ズボラな筆者はうっかりカードを紛失したが、今も実家のどこかに「マイ メロディ様」と刻印された、おバカなICOCAが存在していると思うと、なんとなく情けない気持ちでいっぱいだ。今回の記事を書くまで、すっかりこの事実を忘れていたのに、黒歴史というものは思いがけないタイミングで、いきなりフラッシュバックさせられるということを実感した次第である……。

可哀想だが、なんだかクスっと笑ってしまう今回の投稿。対応した駅員さんも、さぞ苦笑いだったことだろう。

しかしながら、苗字が「ウ〇コ」というパンチの効いた名前のカードを引っ提げて、暑い中3つの駅を行脚し、払い戻し可能かどうか聞いて回ったという松井俊介@株式会社松井貿易さんのメンタルの強さに関しては、筆者もぜひ、見習いたいところである。

※サムネイル画像(Image:「松井俊介@株式会社松井貿易(@ShunsukeMatsui)」さん提供)

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