中国の関係当局(Office of the Central Cyberspace Affairs CommissionおよびCyberspace Administration of China)は21日(現地時間)、Micronが中国国内で販売している製品について、ネットワークの安全に関わる潜在的な問題があるとし、中国国内においてネットワーク基礎設備の運営者に対し購買の停止を呼びかけた。
当局によると、Micron製品はネットワークの安全に関わる潜在的で深刻な問題があるといい、中国のデータの基礎設備のサプライチェーンにとって重大なリスクをもたらし、中国の安全に影響する。このため、ネットワーク安全に関わる審査を通過させなかったという。
リリースの中で、中国は対外政策を広げており、世界各国の企業のさまざまなプラットフォームや製品、サービスが、中国の法律に遵守し、その要求に合致すれば、中国に来ることを歓迎する、とも述べている。
米国商務省は2022年に中国のNANDメーカーYMTCを禁輸リスト「エンティティリスト」に追加したが、今回のMicronの一件はその報復であるとみられる。
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