551蓬莱「令和5年5月1日」限定紙袋が話題 「粋な計らい」SNS好評…運営喜び「誰も気づかず終わるかと」

J-CASTニュース

   大阪名物の豚まんで知られる「551蓬莱」が2023年(令和5年)5月1日、「551の日」を記念した限定デザインの紙袋を各店舗で配布し、ツイッターで「粋」「素敵」などと話題となっている。

   運営会社の蓬莱(大阪市)は反響を喜ぶ一方、「実は、もう誰も気づかずにサーっと終わっていくかなと思った」と取材に明かした。

  • 写真提供:ツイッターユーザー・金目鯛(@Kinme_Dai17)さん

    写真提供:ツイッターユーザー・金目鯛(@Kinme_Dai17)さん

  • 画像右、通常版の紙袋(551蓬莱の公式サイトより)

    画像右、通常版の紙袋(551蓬莱の公式サイトより)

  • 令和の「551の日」に配布した紙袋(写真提供:蓬莱)

    令和の「551の日」に配布した紙袋(写真提供:蓬莱)

  • 現在の本店外観(写真提供:蓬莱)

    現在の本店外観(写真提供:蓬莱)

  • 平成の「551の日」の本店(写真提供:蓬莱)

    平成の「551の日」の本店(写真提供:蓬莱)

「その日に買ってくれたお客様に」

   話題の紙袋は、通常版のデザインを踏襲するように赤文字を大胆に配置する形で、「551 令和年月日」と改行を挟んで書かれている。通常版では「HORAI」と書かれた下段部分が、「令和年月日」となった形だ。

   下部には小さく「TODAY IS REIWA 5 NEN 5 GATSU 1 NICHI.」とも記されている。

   ツイッターでは、客が実際の紙袋の写真を投稿し、「なかなか粋な計らい」「こ、これは素敵……」などと大きく注目される事態となった。「知ってたら買って帰ったのにー」と惜しむような反応も出ている。

   公式サイトでは1日に、「令和5年5月1日は551の日!」と題するお知らせが発表された。当日中、店舗での購入者を対象に小・中サイズの限定袋を配布し、無くなり次第終了すると伝えていた。

   反響を受けて蓬莱の広報担当者は2日、「話題にしていただけたのは凄い嬉しい」とJ-CASTニュースの取材に喜ぶ。店舗の運営を優先しつつ、ささやかながら実施した企画だという。全60店舗で配り切れるよう、小は2万8000枚、中は1万1000枚を用意した。

   サプライズというほどでもなく「気付いてくださったら良いなぐらいのことでした」と事前告知はしなかった。「店舗に来ていただいた、その日に買ってくれたお客様に」といった思いもある。「実は、もう誰も気づかずにサーっと終わっていくかなと思ったんですけど、良かったです」とも明かす。

   前回の「551の日」にあたる1993年(平成5年)には店頭でプレゼント配布などを行い、テレビCMも放送したという。今後の実施は同様のタイミングが訪れた場合に検討するといい、「変わらず手作りで豚まんを提供していきますので、これからもよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

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