ASUSは13日、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したROGブランドの新型ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 7」および上位モデル「ROG Phone 7 Ultimate」を発表した。グローバルで順次販売を開始する。
両機種ともに、SoCにSnapdragon 8 Gen 2を採用した6.78型ゲーミングスマートフォン。従来のROG Phone 6/6 Pro(Snapdragon 8+ Gen 1搭載)と比べ、CPU性能は15%、GPU性能は20%、電力効率は15%向上したという。
メモリは最大16GB LPDDR5X、ストレージは最大512GB UFS 4.0を搭載。また新機能として、ゲーム用に性能と消費電力のバランスを最適化する「X Mode」を備える。
冷却機構には、Rapid-Cycle 3D Vapor ChamberやOptimaized Graphite sheet、Thermoelectric AI Cooling System with AeroActive Cooler 7を新たに装備する。
背面カメラは5,000万画素メイン(ソニーIMX766)、1,300万画素超広角、1,300万画素マクロカメラによる3眼構成。RAW super resolution technologyやAI segmentationを新たに追加し、前面カメラも3,200万画素に向上している(ROG Phone 6は1,200万画素)。
ディスプレイは、Samsung製の6.78型AMOLEDを採用。リフレッシュレートは165Hz、タッチサンプリングレートは720Hz、タッチレイテンシは23msとなっている。
ゲーム用途の機能としては、キーイベントを自動検出し、ポップアップ通知を出したり、ゲーム中の重要な瞬間を自動で記録するX SenseやX Capture、AirTriggerボタン、バックグラウンドモードなどを備える。
このほか、バッテリは6,000mAhで65W急速充電に対応。Wi-Fi 7やIP54の防水性をサポートする。カラーはPhantom BlackとStorm Whiteを用意し、筐体背面にはRGBイルミネーション「Aura RGB」を備える。
本体サイズは173×77×10.4mm、重量は239g。
なお、上位モデルのROG Phone 7 Ultimateでは、背面ディスプレイ「ROG Vision」を搭載し、強力な冷却機構「Aeroactive Portal」が実装されている。
背面クーラーや専用ケース、画面保護ガラスなども
ROG Phone 7シリーズ向けのアクセサリ製品として、本体の表面温度を最大25℃下げられる背面クーラー「AeroActive Cooler 7」、専用スマートフォンケース「Aero Case」や「Devilcase Bumper」、画面保護ガラス「Antibacterial Glass Screen Protector」などを用意する。
コメント