楽天が「FLASH」記者らを提訴 4億4000万円の損害賠償請求、三木谷浩史社長巡る疑惑記事を否定

J-CASTニュース

   楽天は2023年4月4日、週刊誌「FLASH」の記事で三木谷浩史会長兼社長の名誉が毀損されたとして、記者らに計4億4000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたと発表した。


  • 写真:つのだよしお/アフロ


  • 光文社ウェブサイトより

「そのような事実は一切ございません」

   「FLASH」の4月4日発売号では、「『俺はコカインの密売人』暴力団組員と密接交際写真YOSHIKIと3ショット!」などと三木谷氏の疑惑を報じた。ウェブサイト「Smart FLASH」にも掲載した。

   楽天は同日、三木谷氏が「反社会勢力とのつながりや、あたかも違法薬物の購入・使用をした、もしくはその疑いがあるかのような記事が掲載されました」とするも、「そのような事実は一切ございません」と否定し、法的措置を含め厳重な対応を取ると予告した。

   その日のうちに民事訴訟の提起が発表された。虚偽の報道で自社と三木谷氏の名誉が毀損されたとして、光文社、FLASH編集長、担当記者に対し、計4億4000万円の損害賠償や謝罪広告などを求める訴えを東京地裁に起こした。

   同誌を発行する光文社の広報室は5日、J-CASTニュースの取材に「訴状が届いていませんので回答は控えさせていただきます」と返答した。

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