2023年4月4日、松屋の新商品『チャプチェコンボ牛めし』と『牛肉チャプチェ定食』の販売が開始となった。チャプチェとは春雨を使用した韓国の家庭料理のことで、松屋でチャプチェは初の取り扱いとなる。
で、発売初日にさっそく食べてみたところ「松屋め……やりおる」と納得のウマさ。松屋の目の付け所の良さには頭が下がる思いだが、さらに “アレ” を追加すると松屋最高レベルの激ウマ牛めしに進化したのである。
・ごま油推し
冒頭でもお伝えした通り、チャプチェは韓国の家庭料理で、日本でもそれなりにメジャーなメニューとして知られている。とはいえ、チャプチェを提供する牛丼チェーン店は記憶になく、松屋の先進性がいかんなく発揮されたメニューであろう。
松屋によれば「松屋のチャプチェは赤黄緑のピーマンと共に春雨を炒め、甘辛く味付けをしたメニューで、仕上げのごま油の風味が食欲をそそる逸品です」とのこと。特に「食べる前から美味しい」と宣言するなど “ごま油” を推したメニューであるようだ。
・確かにウマいけど
で、松屋の『チャプチェコンボ牛めし』は630円で、『牛肉チャプチェ定食』は730円。どちらを食べようか迷ったが「やっぱり松屋は牛めしでしょ！」ということで『チャプチェコンボ牛めし』を食べてみることにした。
目の前に現れた『チャプチェコンボ牛めし』は確かにごま油の香りが食欲をそそる！ そしてチャプチェ自体はマジでチャプチェ!! 松屋のメニューの中には大幅なアレンジがなされているメニューも少なくないものの、チャプチェに関してはかなり韓国っぽいチャプチェであった。
牛めしとの相性も良好で、濃厚なごま油の香りと牛肉の相性は破壊力抜群！ かなりガツンと系の牛めしである。そのままでも75点くらいはあげてもいいだろう。
……が、逆に牛肉もチャプチェの攻撃的なメニューなのでチームとしては “個で戦っている感” が否めない。それぞれは余裕で美味しいメニューであるが「締まりのない味」とも感じられた。
・キムチ無しはあり得ない
そこで急遽追加したのがキムチ！ サイドメニューの「富士山キムチ」（100円）を追加することで酸味と辛味が加わり、一気にチームとしてのまとまりが出てきた。なんならビビンバのようによく混ぜて食べるのがオススメで、これなら120点付けられる!! というか、キムチがあった方が絶対的にウマい!!
繰り返しになるが「チャプチェ」も「牛めし」も単体だとそれぞれウマい。一緒に食べてもウマい。……が、お互いにアタッカーなので飽きが来るのも早い。そこでつなぎ役のキムチが加わることで『チャプチェコンボ牛めし』は飛躍的にウマくなる！ むしろ「最初からセットで出すべき」と思うほど。キムチとの相性は最高だ。
結論を申し上げると、松屋の新商品『チャプチェコンボ牛めし』にキムチは必須！ あると無いじゃ全然完成度が違う!! 松屋で『チャプチェコンボ牛めし』を食べるなら630円 ＋ 富士山キムチの100円を持ってお出かけになることを猛烈にオススメしたい。
