2023年4月1日、ASUSがSteam Deckのような見た目のモバイルゲーミングPC「ROG Ally」を発表しました。発売日や価格といった詳細は明らかになっていませんが、Windows 11&カスタムAMDチップを搭載しており、海外メディアのThe Vergeは「エイプリルフールの発表なためジョークの可能性もありますが、実際に発売されればSteam Deckの強力なライバルとなるだろう」と報じています。
Asus’ ROG Ally handheld gaming PC doesn’t look like an April Fools’ joke – The Verge
https://www.theverge.com/2023/4/1/23666084/asus-rog-ally-handheld-windows-gaming-portable
ASUSのゲーミングブランドであるROGから、初のモバイルゲーミングPCとなる「ROG Ally」が発表されました。ASUSはROG Allyについて、「ROGではこれまでより小さなデバイスで、より良いパフォーマンスを実現することで、常にゲーミングにおける境界を押し広げてきました。コンバーチブルノートPCやタブレット、コントローラー、スマートコンタクトレンズなど、より遠くへ、より強く進むためにさまざまな製品をリリースしてきました。そして今、それらのノウハウがひとつのデバイスに集約されました」と説明しています。
Introducing ROG’s first gaming handheld console!
Taking your PC games out of your gaming room is no longer a fantasy!Play wherever you are, whenever you want. With the #ROGALLY, you’ll never have to stop gaming again!
Notify me ???? https://t.co/ljc2GNN0UU#ROG pic.twitter.com/6iqyGbTGa4
— ROG Global (@ASUS_ROG)
ASUSが公開したROG Allyの発表動画が以下。
ROG ALLY – ROG’s First Gaming Handheld Console – YouTube
[embedded content]
ROG Allyの見た目は以下の通り。Steam DeckやNintendo Switchとよく似た見た目です。
ASUSはWindows 11を搭載しているため、これまでWindowsでゲームをプレイしてきた人なら過去に購入したPCゲームをそのままROG Allyでプレイすることができます。
さらに、手持ちだけでなくモニターにつなげて映像を出力することで大画面でゲームをプレイすることも可能。
これらを実現するのは、AMD製のカスタムRyzen APUです。ASUSはこのカスタムチップにより「AAAタイトルを持ち歩くことはもはや夢物語ではなくなります」とアピールしています。
さらに、ROG Allyは高性能なフルHD(1920×1080ピクセル)ディスプレイを搭載しているため、外出先でもスポットライトの下でも美麗な映像を見ることができます。
ASUSは「ゴージャスでスムーズなフルHDゲームを楽しむことができる」と説明していますが、ディスプレイのリフレッシュレートは明かされていません。
さらに、ROG AllyはROGのインテリジェント冷却システムの長年のノウハウを集結した冷却システムを採用しています。具体的にはデュアルファン機構を採用しているとのことで、ファンが動作していても非常に静かな動作が可能とのこと。
さらに、ASUSのPC設定ソフトであるArmory Crateを用いることでキー配置を自由に設定することができます。
この他、ROG XG Mobileと呼ばれるゲーミングノートPC用の外付けGPUを使えば、端末を充電しながら大画面にゲームの映像を出力することもできます。この辺りはまさにNintendo Switchのようです。
映像の中ではROG Allyでさまざまなゲームがプレイされています。Dying Light 2 Stay Human
さらに、ROG AllyはBest Buyで予約注文が可能になる予定となっており、専用ページがすでに準備されています。
ROG Ally Gaming Handheld – Best Buy
https://www.bestbuy.com/site/asus/learn-about-rog-ally/pcmcat1678398541884.c
この記事のタイトルとURLをコピーする