株式会社PFUは3月23日、ドキュメントスキャナー「ScaSnap」シリーズの設定やスキャン、文書管理を行う専用アプリケーション「ScanSnap Home 」を、同日公開のバージョン2.10.0よりライセンスフリー化した。
ScanSnap Homeは、対応するScanSnapに付属するソフトウェア。PCやスマートフォンから利用でき、ScanSnapシリーズの設定やスキャンの操作、スキャンしたファイルの管理、閲覧、検索、エクスポート(Office文書への変換など)といった機能を持つ。旧ソフトウェア「ScanSnap Manager」との連携や、Googleドライブ、OneDriveなど各種クラウドサービスとの連携も可能。
従来のScanSnap Homeは、1アカウント(製品1台)あたり5台までのデバイス(PCやスマートフォン)にインストールでき、4ユーザーまでの登録が可能で、それ以上の利用には追加ライセンスを購入する必要があった。ライセンスフリー化により、インストールできるデバイスやユーザー数の制限がなくなり、コワーキングスペースやオフィスのフリースペースなどで使いやすくなって、活用環境が広がるとしている。
対象の製品は以下の通り。なお、各製品にバンドルされているPDF編集ソフト(Kofax Power PDF Standard/Kofax Power PDF Standard for Mac)は、1ライセンスのままとなる。
- ScanSnap iX1600
- ScanSnap iX1400
- ScanSnap iX1300
- ScanSnap iX100
- ScanSnap SV600
- ScanSnap iX1500
- ScanSnap iX500
- ScanSnap S1300i
- ScanSnap S1100
なお今回のアップデートは、ダウンロードインストーラーが対象。インストール時にインターネット接続環境を利用しない「オフラインインストーラー」向けには、4月18日の提供を予定しているという。