記事にするには少し弱い。だけどちょっと伝えたい。
そんな短すぎる記事を集めました。
週刊誌の短いニュースがたくさん載っているページっていいですよね。そんな雑多な情報を集めました。進行役は編集部林です。
まずはトルーから!
目からビームを出す方法 (トルー)
目からビームを出す方法を見つけた。限りなく少ない手間で。
動機については詳しく説明しない。目からビームなんて出したいに決まっているからだ。
まずおもちゃの光るブレスレットを用意する。
これを腕に巻かず、まっすぐの状態で目と目の間に添える。反対側は姿見にくっつける
高さがちょうどよかったので姿見を使った。目から一生懸命ビームを出す自分が写っていた。
たくさん撮ったがこれがベストビームだ。
小首を傾げて真顔でビーム、目と口を大きく開いて威嚇しながらビーム。様々な目からビームがあるが、顔に力を入れて真顔寄りの目からビームが自分には似合っていた。
風圧が生じるタイプの目からビームなので髪も上げた。
(終わり)
この記事のポイントは冒頭でいきなり「動機については詳しく説明しない。目からビームなんて出したいに決まっているからだ。」と決めつけているところです。
ちなみに口から出すビームは過去の記事にあります。
「庵野作品によく出てくる、プロトンビームが放ちたい」
ビームを出すならデイリーポータルZ。
しかし「風圧が生じるタイプのビーム」が全然わかりません。
使い終わったJR渋谷駅の山手線ホームが早くも廃墟(林 雄司)
JR渋谷駅のホームが1つになったのは2023年1月7~8日のこと。2ヶ月前だ。なのに使われていないホームが早くも廃墟のようだった。
上の写真はかつて使われていた外回りのホーム。あの赤いきつね・緑のたぬき専門スタンドも夢のように消えてコンクリートがむき出し。赤いきつねどもが夢の跡だ。
この廃墟ホームの向かいには新しくできた島ホームがあり、バリバリ使われている。
それでもあまり新しくなった!という感じがしない。
渋谷の工事が長すぎて工事現場が渋谷の景色になりつつあります。
使われなくなると急に幻のホームのようになります。生ける幻が見られるのは今だけ!
次はべつやくさんの大発見。
インスタント味噌汁はそば湯にとけにくい(べつやくれい)
そばを食べたあと、みそ汁が飲みたくなった。
残ったそば湯があったので、これで作ったらさぞうまかろうと思い、そば湯を温め直してフリーズドライのみそ汁に注いだ。
いつもだったらお湯をかけた瞬間からみそがお湯にふわっととけて広がり、わかめやナスも瞬時にお湯を吸収してみずみずしくなる。
だがそば湯だとみそがとけ広がらないし、わかめやナスも塊のままだ。
あるていど箸でほぐして10分くらい放置したらみそ汁になっていた。そんな10分どん兵衛みたいなフリーズドライあるかね。
そば湯のおかげでとろみがついて味はおいしかった。
そば湯の分子がフリーズドライに影響与えるのかも…。理科の先生の加藤さんに原因を聞きました。
「これはスパッと言って、とろみのせいじゃないでしょうか 。なめこの味噌汁作る時に、先になめこ入れちゃうと、味噌なかなか溶けないような」とのこと。
分子の話がなめこで返ってきました。ラストは古賀さんから。
大塚製薬の自動販売機がロボット専用っぽい(古賀及子)
大塚製薬の清涼飲料水といえば、ポカリスエットにイオンウォータールなど機能系の商品が多い。
その機能を感情ではなく理知的に訴えるためか、デザインも無機でかっこいい感じで統一しているように思う。
で、それを並べるとどうなるか。
なんとなくこう、人間用じゃない、ロボット用みたいに見えませんか。
はたらくロボットたちの休憩所にありそうだなと、見るたびにいつもちょっと気持ちが盛り上がるのだ。
ちなみに上の写真のは井の頭線明大前駅の渋谷方面のホームにあった販売機。絶妙なラインナップで私のアーカイブではいま一番のロボ専用機として記録されています。
大塚製薬はどれも効能を前面に押し出してきてます。ストロベリー味とかないですね。
ロボットが腹のふたを開けてボトルをカシっとはめているような、そんな画が見えてきたと思います。
見えてない人は見えるまで先生待ってるから。3回読んでね。
ウェブの記事に革命を起こした超短い記事は来週も続きます。このフォーマットに社運ならぬサイト運をかけてます。
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