3単語で地点を表す「what3words」、NAVITIMEで利用可能に 住所で特定できない場所を探すときに3つの単語の組み合わせで共有

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 株式会社ナビタイムジャパンは、英what3words Limitedが提供するジオコーディングシステム「what3words」が経路検索・ナビゲーションアプリ「NAVITIME」のiOS版にて利用可能になったと発表した。

 what3wordsは、世界を3メートル四方に区切り、その1区画ごとに固有の3つの単語を組み合わせたアドレスを割り当てる仕組みだ。例えば、ナビタイムジャパン本社入口は「///でこぼこ。かきね。みずに」という3単語が割り当てられている。3単語の組み合わせによるアドレスは「what3words」のサイトで検索したり、対応しているガイドブックなどで調べたりすることができる。

 NAVITIMEのアプリでは、スポットのフリーワード検索と、ルート検索時の出発地・目的地入力、地図を長押ししたときに表示されるスポット詳細においてwhat3wordsに対応する。同機能はiOS版のNAVITIMEで先行対応し、今後はAndroid向けにも対応を予定している。

「NAVITIME」アプリ

 ナビタイムジャパンとwhat3words Limitedは、2020年3月に訪日外国人観光客向け経路検索・ナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」で連携を行ってきた。今回の措置によりNAVITIMEにおいてwhat3wordsが利用可能になったことで、住所を特定できない場所を探す際に、その場所を説明するための目印となるものがない場合でも、3つの単語で共有することで位置が分かり、スムーズに集合できるようになる。また、フォトジェニックな撮影ポイントなども3つの単語で共有できるとしている。

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