“バス置き去り”対策になる緊急ボタン搭載の子ども用GPS「みてねみまもりGPS」第3世代、MIXIが発売 

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 株式会社MIXIは、子ども用GPS「みてねみまもりGPS」の第3世代モデルの予約受付を、公式オンラインストアやAmazon.co.jpなどで開始した。3月13日発売予定で、価格は割引価格の5280円(5月31日まで)。月額の利用料は528円。

 子ども用GPS、または見守りGPSと呼ばれる製品は、学校や塾に通う子どもに持たせて、保護者が現在位置を把握できるようにするもの。通話機能など双方向でやりとりを可能にする機能を備えたものも多く、いわゆる「キッズ携帯」と同様の見守りツールとして利用される。

 「みてねみまもりGPS」は、同社の家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」ブランドで提供される製品。Android/iOS用アプリから端末を持った子どもの位置を確認でき、よく行く場所(学校、塾など)をAIで自動学習し、それらの場所への出入りの通知機能、あらかじめ設定した「みまもり範囲」から外れた際の通知機能などを備える。

 第3世代モデルの最も特徴的な新機能として、緊急用の「お知らせボタン」を搭載する。幼児のバス置き去り事件や、女児行方不明などの事件・事故を受けたものだとしており、端末裏面の中央にあるボタンを3秒間押し続けることで、現在地を保護者に通知できる。また、ボタンを押してから30分間は緊急モードとなり、30秒間隔で位置情報を測位し、現在地をこまめに確認することができる。なお、ボタンを押しても端末から音は鳴らない。

通常時の位置表示のイメージ

指定した「みまもり範囲」から出た際の通知のイメージ

「お知らせボタン」が押された際の通知と動作のイメージ

本体裏面(写真右)の中央に「お知らせボタン」を搭載

 このほかの特徴として、世界標準のGPS衛星のほか、日本版GPS「みちびき」など5種類の衛星に対応(第2世代から対応)。バッテリー容量は2000mAhで、省電力モードなら約2カ月の稼働が可能。同社では、同社では業界最高品質の位置精度と最大のバッテリー容量をうたう。通信エリアはNTTドコモのLTEネットワークに準ずる。

 本体カラーはホワイト、ピンク、ブルー、グリーンの4種類。サイズは 48×48×22mmで、質量は56g。契約期間のいわゆる「縛り」はなく、任意のタイミングで解除手数料などを必要とせずに解約できる。

本体のカラーバリエーション

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