面白すぎて電車を乗り過ごしたアクションゲーム ベスト3を発表します(選者:江ノ島茂道)

デイリーポータルZ

こんにちは、編集部 石川です。

隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。

今日は食べる記事でおなじみの江ノ島さんに、たまには食べ物以外の趣味について聞いてみました。「面白すぎて電車を乗り過ごしたアクションゲーム」です。

江ノ島さんが選ぶ「面白すぎて電車を乗り過ごしたアクションゲーム」ベスト3

――ゲームの中でもジャンルはアクション派ですか?

江ノ島:はい。幼稚園の頃にGB版「星のカービィ」を買ってもらってからアクションゲームが好きです。

――英才教育だ。アクションゲームの魅力は?

江ノ島:頭を使わないでシンプル操作で動かせる、空いた時間に頭をからっぽにしてやれるのにちょうどいい気がするんですよ。頭からっぽにしたいじゃないですか。

――今回は3タイトルを厳選していただきました。

江ノ島:会社帰りの電車でやることが多いので、気づいた乗りすごしていることがあるので、乗りすごしたことがあるゲームを紹介しようと思います。

――では3位から順にお願いします。

――これは初めて知りました。

江ノ島:主人公のスカルが冒険家や勇者などを相手に戦う2Dローグライクアクションです。自分の頭を入れ替えることで、キャラクターのアクションや強さが変わったり、アイテムで強化もできますが、せっかく強化しても死んだらまた最初からというシビアさが面白いんです。

※ローグライク……マップや敵・アイテムの配置が自動生成でプレイするたびに変わる、死んだら最初からやり直し、などの要素を持つゲーム

――ローグライクアクションもたくさんありますが、このゲームの特に面白いところは?

江ノ島:最初は敵が強くてあまりはまらなかったんですけど、やっているうちに操作やキャラの特性を活かすための強化などがわかってきて。それがバツっとはまったときに敵が溶けるように倒されていくのが爽快なんですよ。やっているうちに段々と良さがわかってくるさきイカみたいなゲームです。

――乗り過ごしたときのエピソードも教えてください。

江ノ島:乗り換えする駅に気づかず、終電近くに海老名という家とは全然ちがう駅にいたとき、絶望を感じました。(ちゃんと帰れた)

画像は2段ジャンプをしている写真です。

――次は第2位お願いします!

【第2位】

ロックマンクラシックコレクション1+2
Switch/PS4/steam/Xbox)※リンク先は1

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――おなじみロックマン。

江ノ島:みんな大好きロックマンがほぼ全部入っているボリュームたっぷりなパッケージです。switch版だと巻き戻し機能があって、難しい場所でもそれを使えば頑張れるので、アクションが苦手な人でもおすすめです。

――やっぱり名作ですか?

江ノ島:いろんなアクションゲームをやってきたんですけど、久しぶりにロックマンをやってみたら、難しさと曲の良さ、テンポなどがバツグンにいいことがわかりました。

最初の作品だとチャージショット(攻撃をボタンを長押しすることで強い攻撃が出せる)ができないとかスライディングができないとかもあるのですが、それもふくめて楽しいです。

――タイトルごとに微妙に違うんだ。乗り過ごしエピソードは?

江ノ島:先日、地方の撮影に行ったんですけど、降りる駅の次の駅に行ってしまい、そこから歩いて目的地に行きました。1時間近く歩いたんですけど、スパークマンは倒したので安心してください。

ロックマンのスライディング練習風景

――いい運動にもなってますね。次はいよいよ1位、おねがいします。

【第1位】

――これは名作ってよく聞きます。

江ノ島:昔のアメリカンアニメのようでかわいい見た目なのに、内容は激むずなボス戦がメインの2Dアクションゲームです。

――難しいんだ。

江ノ島:激むずなんですよ。激むずでボスを1度でクリアするのは無理です。キャラのステータスを強化するみたいなこともできないので、プレイヤーの腕だけが頼りです。でも、それが楽しいのです。相手の攻撃パターンを覚えて、ギリギリのところでよけたりしてなんとか倒したとき、味わったことのない達成感でこれが「ととのう」か、と思いました。

――乗り過ごしのほうも、1位だけに相当派手にやらかしました?

江ノ島:クリアしたすぎて電車を降りても駅のベンチでゲームをすることもありました。この時期は寒いですね。

――ちゃんと降りとるな。

たまにこういう感じでゲームをしているときがあります。

 

――アクション以外でやってるゲームはあります?

江ノ島:いまswitchのプレイ時間(各ゲームをどのぐらいやったかがわかる)を見たら、リングフィットアドベンチャーを55時間プレイしていました。

――ダイエットですか?

江ノ島:はい。でも55時間やってもやせないのかと思いました。食べる量を減らしたほうがやせるらしいです。

――ありがとうございました。

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