ディズニーランドのクリスマスパレードに男乱入、現場騒然 民間人が現行犯逮捕、警察が引き継ぐ

J-CASTニュース

   千葉県浦安市内の東京ディズニーランド(TDL)で行われたクリスマスのパレードに中年の男が突っ込もうとして、キャストらに制止される騒ぎがあった。

   ツイッターに投稿された動画を見ると、男はノーマスク姿で連行された。県警の浦安署が、威力業務妨害容疑の現行犯逮捕を引き継ぎ、動機などを調べている。


  • 男はキャストら数人に取り押さえられた(@_panda415さん投稿の動画から)


  • キャストらに挟まれ連行される男(@_panda415さん投稿の動画から)

沿道に座っていた男が突然、立ち上がり

   男は、パレードの横で、仰向けになって暴れ、数人のキャストらが必死に取り押さえている。

   トラブルがあったのは2022年12月13日。「ディズニー・クリスマス・ストーリーズ」のパレード中だ。

   この騒ぎの中、パレードは続き、近くの客も座って静かに鑑賞していた。男は、少なくとも2分強は暴れていた。

   男がキャストらに挟まれて連行される動画も投稿されている。それを見ると、男は、黒いジャンバーのようなものを着て、ジーンズを履いていた。マスクをせずに下を向いて、苦しそうな表情をしている。

   TDLを運営するオリエンタルランドの広報部は同日、J-CASTニュースの取材に当時の状況を説明した。

   それによると、15時43分ごろ、パレードの先頭がシンデレラ城前のルートに来たとき、沿道に座っていた男が突然、立ち上がってルート内に入ろうとした。これに対し、キャストら数人で安全のために男を制止して保護したという。安全を確認するために、パレードは約6分間停止になった。男を安全な場所に移してから、再開したとしている。

   男は、バックオフィスに待機させ、浦安署員に引き渡したという。なぜパレードルートに入ろうとしたのかは、把握していないとした。

   浦安署では同日、男は民間人によって現行犯逮捕され、同署が引き継いで、パレードを妨害した威力業務妨害の疑いで調べていると取材に答えた。通報を受けて、署員が駆け付け、男の引き渡しを受けたという。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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