PC用のモニターは高解像度の製品が増えると同時に、画面のサイズも徐々に大きくなってきている。TVでは40型以上の4Kが標準と言っていい状態だけに、PCのモニターもより大型に、高解像度にという要求は当然増してくる。
コロナ禍も3年目となり、テレワークが標準の勤務スタイルという人が多くなった。どこでも仕事ができるなら、公私ともに使える仕事道具にはこだわりたくなるものだ。仕事の作業効率を上げるためにも、迫力のある映像やゲームを楽しむためにも、大型モニターは導入の価値がある。
本稿では、30型以上の大型モニターの中から、いま注目したい10製品をチョイスした。パネルサイズのほか、価格、性能など様々な視点で特色ある製品を選んでみたので、大型モニターに興味がある方は現状を俯瞰する意味でもぜひご一読いただきたい。
- 31.5型で2万円台と安価ASUS「VA329HE」
- 240Hz表示対応の31.5湾曲液晶AOC「C32G2ZE/11」
- DisplayHDR 400対応で21:9のウルトラワイドモニターLG「34WQ650-W」
- WQHDで165Hz表示に対応IODATA「EX-LDGCQ321HDB」
- 31.5型の4K湾曲モニターMSI「G321CUV」
- HDMI 2.1対応の4K32型モニターデル「G3223Q」
- 5K2K対応の39.7型湾曲ウルトラワイドLG「40WP95C-W」
- 42.51型と大型サイズ。しかも4Kで安価フィリップス「438P1/11」
- DisplayHDR 1000対応の43型4K液晶AOC「G4309VX/D/11」
- 有機ELを採用の47.53型4KモニターGIGABYTE「AORUS FO48U」
31.5型で2万円台と安価ASUS「VA329HE」
31.5型のフルHD。この画面サイズの製品としては安価ながら、IPSパネルでリフレッシュレートは最大75Hz。FreeSyncにも対応する。液晶パネルはブルーライト軽減が売りのEye Care液晶を採用。映像入力はHDMI2基とミニD-Sub15ピンのみ、表面処理が光沢仕様という点を踏まえて選びたい。
240Hz表示対応の31.5湾曲液晶AOC「C32G2ZE/11」
31.5型のフルHD。30インチ超の製品で240Hzという高いリフレッシュレートに対応するゲーミングモニターは珍しい。さらに曲率1,500Rの湾曲パネルを採用している。VAパネルで応答速度は0.5msと高速。HDRにも対応する。スピーカーは非搭載。
<div class="contents-section contents-section-layer-1 contents-section-9のウルトラワイドモニター
lg「34wq650-w」” id=”contents-section-4″ readability=”63.212648945921″>
DisplayHDR 400対応で21:9のウルトラワイドモニターLG「34WQ650-W」
34型で縦横比21:9のウルトラワイド液晶を搭載。解像度はフルHDをさらに横長にした2,560×1,080ドット。
最大100Hzと高めのリフレッシュレートが利用でき、FreeSyncにも対応。映像入力はHDMIとDisplayPortに加え、USB Type-Cも利用できる。DisplayHDR 400/HDR10にも対応する。スピーカーを内蔵し、7W×2と出力も大きめ。独特な形状ながら幅広い用途に活用できるスペックを有する。
コメント