過去にタイムスリップした自分の姿を生成できる「AI Time Machine」が話題に

CNET Japan

 TikTokでは最近、過去のさまざまな時代にタイムスリップした場合の自分のリアルな画像を人工知能(AI)で生成して共有することがトレンドになっている。

筆者の写真から生成された画像
提供:Sabrina Ortiz/ZDNET

 これらの写真は、オンライン家系図サービスを手掛けるMyHeritageが開発した「AI Time Machine」で生成されている。MyHeritageによると、11月28日の時点で4400万枚の出力画像が生成され、そのうち300万枚が共有用にダウンロードされたという。

 MyHeritageのウェブサイトはアップロードされた複数の写真を取り込み、「Stable Diffusion」をベースとするテキスト画像生成テクノロジーを使用して、さまざまなポーズや照明で被写体を描写するのに使われるモデルを構築する。

 次に、同サイトのテーマを使って、適切な条件をモデルに適用し、被写体が特定の時代にタイムスリップした場合の見た目を表す非常にリアルな写真を生成する。

 例えば、1920年代のフラッパーや1930年代のハリウッドスター、1970年代のヒッピーなど、20世紀の定番のテーマを選ぶことができる。時代をさらにさかのぼって、バイキングやローマ人、マヤ人、世界の探検家、16世紀の王族などのテーマを選択することも可能だ。

筆者の写真から生成された画像
提供:Sabrina Ortiz/ZDNET

 試してみたい人は、MyHeritageのウェブサイトにアクセスして、「Try it now for free」(今すぐ無料で試す)ボタンをクリックするだけでいい。「Try it now」(今すぐ試す)というボタンが表示された場合は、無料で利用可能な期間が終了しているので、利用するには12ドル(約1600円)の料金を支払う必要がある。ただし、さまざまな時間帯にアクセスを試みると、「Try it now for free」ボタンが表示される場合があるようだ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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