チャットツールで使われる絵文字のうち、目がハートになった笑顔の絵文字は、不快に感じるユーザーの割合が高いことが明らかになった。
これはネオジャパンが業務でチャットツールを使う20～50代のデスクワーカー400人に対して行ったウェブ調査で分かったもの。「ありがとう」や「よろしくお願いします」など、ビジネスチャットで使われるフレーズと組み合わされることの多い顔の絵文字のうち、「目がハートマークになった絵文字」は、笑顔だけのシンプルな顔文字に比べて、不快に感じる割合が高いという。部下から上司に送る場合はもちろん、上司から部下に送る場合でも傾向はほぼ同様で、同社は「情熱的な感情を表現できる一方、受け止める方としては『よこしまな感じ』や『いやらしさ』を感じてしまうのかもしれません」と分析している。これは「目にサングラスをかけた顔文字」でも似た傾向が出ており、無理に表情にバリエーションをつけようとするのは、ビジネスチャットではあまり好ましくないと言えそうだ。この調査ではほかにも、語尾に「!!」をつけた場合の受け取り方の違いなど面白い傾向が出ているので、興味のある人はリンク先を参照されたい。