エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! いやぁ~寒いな~と思ったら、もう11月かよ! そろそろ冬じゃねーかよ。こんな寒い時は……やっぱエナジーしかないだろ。
というワケで、今日も元気に新作エナドリをご紹介しようと思うのだが、ちょうどいいタイミングで『ZONe』の新商品が俺の元に送られてきたではないか。よしよし、グッドエナジーだぞと呟きながら開封したところ……エナ? ZONe、お前……そんな見た目だったっけ?
・ZONe新商品
レッドブル、モンスターエナジーに次ぐ第3勢力の枠に収まった感のあるZONeシリーズ。ZONeと言えば、あの500mlの大容量ドデカ缶が特徴だったように思うのだが、届いた荷物を開けるとまさかのエナジーサプライズ。マ、マジかよ……
一体誰なんだお前は。
・異形
中から出てきたのは、なんとフタ付きのZONe。黒いボディはそのままに、テッペンにいい感じのキャップが付いているのである。おいおい、ちょっと待て! 知らん間に闇落ちした缶コーヒーみたいになっとるやないか!! こんなん俺が知ってるZONeじゃねーぞ! どうなってんだ!?
実はこのZONe、ただのZONeではない。2022年11月1日より発売となった、その名も……『HYPER ZONe(ハイパーゾーン)税込198円』だったのだ! セル編のベジータかお前は。「オレは超ベジータだ!」じゃないんだよ。噛ませ王子感がハンパじゃねぇぞ。
と思いきや、よくよくエナジーサーチをしてみると、どうやらこの『HYPER ZONe』、ただの噛ませ王子ではないらしい。詳細は以下注目。
※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
エナエナ(ふむふむ)。カフェイン、アルギニン、高麗人参エキスなど、基本的な成分は従来のZONeと特に変わらないようだな。1本当たりのカフェイン量150mgという数値も今までと同じ。おい、これのどこがハイパーなんだよ。
ところがよく見てみると、内容量は既存の500mlから400mlになっているのに、カフェインは変わらず150mgのままとなっている。つまり100ml当たりのカフェイン量は37.5mgで、ZONeによるとこれは過去最強の濃度だそうだ。
なるほど、たしかにハイパーだな。闇落ちした缶コーヒーみたいな見た目になった上に、自らハイパーと名乗るだけのことはあるな。納得したぞ。
でもまあそれって……事実上の値上げじゃね? という気もしなくはないのだが、俺にとってエナドリとは量よりも質。カフェイン含有量が最優先事項であるため、こういう形の進化は大歓迎だぞよ。フタに関しても、むしろ搭載が遅すぎたというべきだろう。ぶっちゃけ超待ってたエナ。
・勝つのは誰だ?
モンスターエナジーが2023年2月からの値上げを発表したことで、今後さらに混迷を極めそうなエナドリ業界。覇権を握るのはレッドブルか? モンエナか? ZONeか? それとも俺か?
たぶん俺だろうが、引き続き動向を見守っていきたい。それではまた次回のエナジー検証で会おう。エンナァジイイイィィィッッ!
参考リンク:ZONe
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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