Microsoftは27日(現地時間)、Windows 11 InsiderのDevチャネルにおいて、ビルド25231の配信を開始した。
ビルド25231では、スペルチェック辞書が同じWindowsアカウントのデバイス間で同期されるようになった。また、Devチャネルのすべてのユーザーが、タブレットでの操作に最適化されたタスクバーを利用できるようになった。
また、空間オーディオ使用時にクイック設定のサウンドアイコンにマウスを移動するとツールチップが表示されるようになったほか、特定のネットワークカメラが設定から追加できない問題、ノートPCを閉じた状態で外部モニターに接続しているとFIDO認証でPCのロックが解除できない問題、ツールチップを表示しようとするとペイントやWindowsターミナルなどの一部のアプリがクラッシュする問題などが修正された。
加えて、アプリ「Phone Link」(スマートフォン連携)もアップデートされ、PC側の操作でスマートフォンのテザリングをオンにできる機能が追加された。本機能を使うには、バージョン22H2ビルド22621以降のWindows 11 PC、バージョン1.22082.111.0以降のPhone Linkアプリのほか、One UI 4.1.1以降のSamsung製デバイスが必要となる。
なお同社は、Windows 11 InsiderのBetaチャネルにおいて、ビルド22623.875およびビルド22621.875の配信もあわせて開始している。
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