General Motors(GM)は、米国内の同社施設で使用する電力を、2025年にはすべて再生可能エネルギー由来で賄える、との見通しを明らかにした。
GMが2016年に立てた計画では、2050年に再生可能エネルギー率を100%にするとしていた。これに比べると、25年も前倒しできることになる。また、2021年初めに改めて発表した計画では、2030年の達成を目指していた。
100%再生可能エネルギー化を2025年に実現できると、2025年から2030年のあいだに排出される可能性のある、二酸化炭素(CO2)100万トン分の排出をなくせるという。これは、10億ポンド(約45万トン)の石炭を燃やした際に排出されるCO2に匹敵するそうだ。
GMは、2040年までに全世界の生産と企業活動でカーボンニュートラル実現を目指している。