【夜の店のランチだけ食べたい】第1回:中流階級むけの巨大なバーへ昼前に突撃したらこんな感じだった / ケニア・ナイロビ『7 Degrees Bar』カンバ通信:第218回

ロケットニュース24

ジャンボ! ありがたいことにリクエストボックスに様々な質問が届いている。なかでもよく見かけるのが、「夜のお店を紹介してください」や「バーとか飲み屋とかあるんですか?」みたいなクエスチョンだ。

あるよ。もちろん、ある。あるんだけど、オレ、奥さんも子供もいるし、夜遊びはしないタイプで……。ということで今回から始めてみようと思うのが、新連載『夜の店のランチだけ食べたい』だ。

記念すべき第1回目は、毎週木曜日の夜にはカラオケ大会(?)も実施される大規模なバー『7 Degrees Bar, Restaurant and Lounge』に、お昼前から突撃してみたぞ〜!

オレがお店に着いたのは午前10時30分ごろ。夜の店だが、ここは朝の8時や9時から営業しているので、モーニング利用でもランチ利用でも問題ない。ちなみにお客はオレだけだった。


あたりをグルリと見渡すと……


む?


ボス風のネコがいた。


それはさておき、店員さんをつかまえて、オレはさっそく聞き込み調査を開始した。こんにちは。今はまだ午前中だけど、お客さん、いないねぇ〜。

スタッフ「そうですね。この店は、夜、それも夜遅くからが本番ですからね。きのうの夜も、大勢のお客様が大盛り上がりしていましたよ


──ランチとか食べにくる人もいるのかい?

スタッフ「まぁ……ウチも一応『レストラン』なので、ランチを食べにくる人もいるっちゃいますが、やっぱりメインは夜になりますねぇ


──そうなんだ。とりあえずミルクティーをもらうとして……ほか、食べ物で何かオススメってあるかい?

スタッフ「ミルクティーに合う食べ物ですと……あ、そうだ。『ソーセージチョマ』なんてどうでしょう? 美味しいですよ


チョマかぁ、いいねぇ〜。ここで「チョマ」の意味を覚えている人は、なかなかのカンバ通信愛読者だ。チョマの意味は、決して木村拓哉のモノマネ「チョマテヨ」ではなく、「焼く」って意味のチョマのほうね。

だいぶ前に「ケニアの焼肉」の記事で説明したけど、スワヒリ語でニャマは「肉」、チョマは「焼く」、合体させたら「ニャマチョマ(焼肉)」ってワケ。つまり、ソーセージチョマは「ソーセージ焼き」ってことで……


きました!


真ん中に切り込みが入っていて、その中に、玉ねぎとトマトのサラダが詰め込まれている。いざ食べてみると……


う・ま・い……!


シンプルながら、これはウマい。日本のみなさんも、ソーセージ焼きに「トマトとタマネギのサラダ」を詰め込んで食べてみると最高かもよ。

しかもスタッフさんの言う通り、ミルクティーとの相性はバツグンだった! もちろん食べ終えてから、お腹になんの変化もなし。お店は広いし、空いているし、夜のお店に昼間に行くのもアリだな……と思ったよ。


なお、価格はソーセージチョマとミルクティーあわせて150kes(約186円)。とても良いランチをエンジョイすることができました〜。ちなみにこの店、肉料理が得意なので、肉攻めすると大吉だよ。クワヘリ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 7 Degrees Bar, Restaurant and Lounge
住所 Naivasha Rd, off Ngong Rd, After Junction Mall, next to AFA, Nairobi, Kenya(Google Map
営業時間 平日08:00~03:00 土日09:00~03:00


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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