総合格闘家の朝倉未来さんが2022年10月25日、YouTubeのサブチャンネルに公開した動画で、1分1ラウンドで試合する格闘技イベント「Breaking Down(ブレイキングダウン)」などの番組が注目を集める理由について、「人間のトラブルってやっぱ皆好き」などと分析した。
「時代は番組なんすよね。バズる番組」
朝倉さんがプロデューサーを務める「Breaking Down」シリーズの第6弾が11月3日に開催される。同イベントのオーディション風景は、朝倉さんのメインチャンネル「朝倉未来 Mikuru Asakura」で公開されており、25日19時までに公開されている5本の動画は全て400万回以上、多いものは700万回近く再生されるなど、大きな注目を集めている。
「100万再生を連発している理由について」と題した動画で、朝倉さんはメインチャンネルの再生回数について尋ねられると、「6ヶ月間100万再生を下回っていない」「YouTuberの中でも本当に屈指じゃない?」などとコメント。63本連続で100万回以上視聴されていると話した。
ブレイキングダウンの動画の再生数が伸びている背景について、朝倉さんは「やっぱね、時代は番組なんすよね。バズる番組」と主張。「1個バズる番組ができてしまえば、企画100個ぐらいできちゃうと思いまして、YouTubeはここから番組の時代になると思います」と見解を示した。
12チャンネルの中からリアルタイムの番組を選ぶ地上波とは違い、YouTubeは「一番好きなものを選べるわけよ、自分にとって」とし、「YouTubeがこっから伸びていくとなると、番組系を求めてくる人も多いのかな」などと話した。
朝倉さんは、注目を集めるYouTubeの番組の共通点についても言及。1つ目に「共感できるもの」を挙げ、ブレイキングダウンについて「例えば10人ニキに勝てると思ってる視聴者って、多分40%ぐらいいると思うんですよね」と説明。同イベントのオーディションで注目を集めた「10人ニキ」さんに対し「俺でも勝てるっしょ」といった共感があるとした。
2つ目に「人間のトラブル」を挙げつつ「人間のトラブルってやっぱ皆好きなんですよ」と述べ、3つ目に「それで人生が変わる姿」があるとし、この3点が共通点だと考えを示した。
その後朝倉さんは、「エンターテインメントを届けたいよね、視聴者に」「ささやかな楽しみをプレゼントしたいよね」などと言い、「番組ばっかやってもあれなんで、ちゃんと面白い、確実に当たりそうなものをやっていきたいな」と方針を示している。