オライリー・ジャパンが、紙の本のウェブ直販を2023年1月中旬で終了することを告知した。“オライリー本”で知られる同社だけに、ちょっとしたニュース……かと思いきや、ユーザー側はまるで他人事といっていいほど平然としているようだ。
SNSなどでのコメントを見ると「電子書籍が続くのなら問題なし」と、同社が提供しているDRMフリーのEbook版を支持する声が圧倒的で、紙の本の直販終了も全く意に介さずという状態。オライリー本の読者層ゆえなのか、それともDRMフリーの使い勝手のよさが評価されての現象なのかは不明だが、既存ユーザーにとっては一瞬ドキッとしただけで済んだニュースだったようだ。ちなみに紙の本自体もなくなるわけではなく、直販サービスは、以後はオーム社に移管されるとのことだ。