PCや周辺機器を「来れば試せる」、「持ち帰りしやすい」。千葉にパソコン工房の新たなロードサイド店 [Sponsored]

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パソコン工房千葉店

　2022年7月30日、千葉県千葉市にオープンしたパソコン工房千葉店は、西千葉駅稲荷町線沿いにあるロードサイド型の店舗だ。近隣には道沿いに飲食店が並んでおり、道をそれると住宅地が広がっている。

　最寄り駅はJR総武本線の東千葉駅だが駅からは2km近く距離がある。パソコン工房は特に地方や郊外においてこのようなロードサイド型店舗を多く展開しており、千葉店もそうした店舗の中の1つとなる。同店店長の河内寿憲氏に、立地の特色や売場づくりの方針、オープンから2カ月経過時点での状況などについて伺った。

ロードサイド店舗のメリットは「持ち帰りの都合がよいこと」

今回お話を伺ったパソコン工房千葉店 店長の河内寿憲さん

――パソコン工房千葉店は、周囲半径約1kmの範囲にPCショップがありませんよね。この場所に出店した経緯について教えてください。

河内:近隣のPCショップの分布は、千葉駅前に何店舗かが密集しているほかは点在している感じで、パソコン工房千葉店はそのほぼ中間地点にあります。パソコン工房は他県にもロードサイド型の店舗をすでに複数展開しておりますので、千葉市への出店もロードサイドでいこうという話になりました。

　近隣にショップがなく、かつ100坪以上の広さがある店舗という条件で探して見つけたのがこの物件です。いま店舗になっているところは、元は同じ建物にある紳士服店さんの倉庫だったと聞いています。

――PCショップとして、ロードサイド店舗のメリットは何でしょうか。

河内:立地条件としては必然的に自動車でご来店される方の割合が多くなります。自動車でご来店された方が、お客様がPCを買って帰られるのに都合が良いのです。

　アクセスについては、北の方にいくと穴川ICがありますし、南側は貝塚ICがありますので、自動車をお持ちであればアクセスは良い方だと思います。駅から来店される場合は、店舗の目の前に千葉内陸バスの停留所(東寺山町)がありますので、バスを利用されるのが現実的です。私は地元の人間ではないのですが、千葉県出身のスタッフに聞くと、千葉の人はみんなバスを使っているそうです。

――現時点での主なユーザー層を教えてください。

河内:ゲーミングデバイスやパーツに力を入れていることもありますが、今のところは、ゲーミングPCを買いたい、というお客様が多いです。特に20～30代の比較的若い方が多い印象ですね。

　まだオープンから2カ月経過したばかりということで、知名度が低い点を課題として認識しています。まずはもっといろんな方に当店のことを知っていただいて、特にファミリー層の方にご来店いただけるような施策を打ち出していきたいと思っています。

来れば試せるワクワク感を出していきたい

――売場作りの方針について教えてください。

河内:商品を実際に試せる売り場づくりを重視しています。当店が力を入れているゲーミングデバイスの品揃えも、単に取り揃えている、というだけではなくて、実際に箱から出した状態のものをできるだけお試しいただけるようにしました。

　ゲーミングPCでは、光るパーツを実際に光っている状態で置いておくとか、お買い得なゲーミングPCを毎週組んで売り出すなどの取り組みをしています。また、プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」さんとのコラボモデルの実機も置いていますので、ご来店の折にはぜひお試しいただきたいですね。結果的に、売り場の半分くらいはゲーミングに関連する商品が占める形になりました。

　また、細かいところですが、当店では売り場の一部で5段の什器を使用しています。背の高い什器は圧迫感を感じさせてしまいがちということで、他店では4段什器が利用されることが多いのですが、当店ではできるだけ品揃えを増やす目的で、あえて一部に5段什器を導入することにしました。

――売れている商品ジャンルはどのようなものでしょうか。

河内:ゲーミングPCと関連デバイスはもちろんですが、元々秋葉原まで通っていた方も多くいらっしゃるということで、PCパーツも売れ筋に入ってきています。PCを自作したいと仰るお客様は、他県の店舗と比べてもかなり多い印象ですね。ゲーミング用途を除けば、Core i7を搭載している高性能な薄型のクラムシェル型ノートPCを買われるお客様が多いです。

　中古PCもよく売れています。特にゲーミングPCは10～15万円くらいの予算で組まれるお客様が割合的に多いのですが、近年は半導体市況や為替の影響もあって、同程度の予算で組むのが厳しくなってきました。そこで、中古PCを選択肢に入れる方が増えてきています。現在、当店では4万円を切っているPCもありますので、お客様のご予算にもある程度柔軟に対応できるのかなと思います。

――7月末のオープンからおよそ2カ月が経過しました。実際にオープンしてみて分かったことはありますか。

河内:おおむね出店前に想定していた通りですが、お客様によっては近隣の方だけでなく、房総半島、我孫子や木更津、成田からご来店くださる方もいらっしゃったのが意外でした。千葉県の西側、船橋のあたりにお住まいの方は交通アクセス的に秋葉原へ行きやすいので、千葉店にご来店いただくケースは少ないと思っていたのですが、思っていたよりも横に広いエリアからご来店くださったのはありがたいです。

――パソコン工房千葉店として力を入れている広報施策はありますか。

河内:Twitterアカウントでは、当店にだけ入荷した特価品をいち早く紹介するようにしています。特に中古品は一点モノなので、速度重視で告知するようにしていますね。

　地元向けには、折込チラシを入れることもあります。頻度としては最低でも月1回程度。先ほども申し上げた通り、当初の想定よりも広い範囲からご来店いただいていることがオープンして初めて分かったので、多めの部数を用意するようにしました。

――直近のセールやキャンペーン情報を教えてください。

河内:パソコン工房は2022年10月で創業33年を迎えました。31日まで記念キャンペーンを実施中です。また、延長保証に加入いただくと、最大2万円までの還元が受けられる「超還元プログラム」も行なっています。

　このほか、ショッピングローンを利用されたお客様向けに、48回までの分割支払金利手数料無料サービスを提供しているのですが、千葉店ではこのサービスをご利用いただいているお客様が非常に多いので、この機会に周知できればと思います。

――今後の目標や、改善していきたいところはありますか。

河内:やはり店舗の認知度がまだまだこれからということで、いろんな方に知っていただけるような施策を打ち出していきたいと思っています。特にファミリー層のお客様を厚くしていきたいですね。

　個人的には、お客様が選んだデバイスを実際に集めてお試しいただけるスペースを作りたいと思っています。お買い物の楽しさを感じていただけるような、ワクワク感を出していきたいですね。

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