ケーキを測ってます。
形状と名前に惹かれてデジタルノギスを買った。
これさえあればなんでも厚みが分かる。手当たり次第に厚みを測ってみよう。
※2006年12月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)
> 個人サイト webやぎの目
厚みがデジタルで現れる
デジタルでノギスである。その言葉のアンマッチさがすばらしい。「環境ホルモン」みたいだ。無骨な工具に唐突に液晶がついているのも松本零士が描くメカみたいでかっこいい。
なるほどねー。となにがなるほどなのか分からないがとりあえず数をこなせばなにか見えてくるかもしれない。
手当たりしだいに厚みを測る
家と近所でいろいろ測ってみた。こんなに厚みを意識して暮らしたのははじめてである。
(デジタルノギスの誤差があるので正確な数字ではありません)
おかね<まんが<枯れ葉
そんな秘密がわかった。厚みで価値が決まる世界(厚み本位制)がやってきたとしたら僕はかなり目利きの部類にはいるだろう。
同じコンビニ袋でも厚みが違うのだ。ディスカウントストアのは薄いし、酒屋のは厚い。測っていると手で触ったときに大体の数字がわかるようになってくる。
測ることで勘が冴える。不思議な感覚である。
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