Microsoftは11日(現地時間)、Windows 11 InsiderのRelease Previewチャネルにおいて、ビルド22621.675(KB5019509)の配信を開始した。ビルド22621.675では、4日(現地時間)に配信されたビルド22621.608(KB5017389)で一部のユーザーに提供された、ファイルエクスプローラーやコピーなどにおける新機能が使用できるようになっている。
ファイルエクスプローラーにおいて、Microsoft Edgeのようにセッションを整理できるタブ機能が追加された。また、重要なファイルに素早くアクセスできるピン留め機能も追加されたほか、OneDriveの共有ファイルに対して共有者のアクションが表示できるようになった。加えて、Microsoft 365アカウントに基づいてパーソナライズされた提案もされるようになった。
米国、カナダ、メキシコのユーザーは、コピーするアイテムに対して「推奨されるアクション」と呼ばれる機能が追加された。たとえば電話番号をコピーすると「TeamsやSkypeで電話をかける」、日付をコピーすると「カレンダーアプリにイベントを追加する」といった提案が行なわれる。
タスクバーではオーバーフローメニューが追加され、オーバーフローしたアプリを1つのスペースで表示するようになった。さらに、近くのデバイスと共有する機能では、ほかのデスクトップPCといったより多くのデバイスと共有が行なえるようになったとしている。
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