主婦のつよーい味方である「冷凍餃子」。材料切って、混ぜて、皮で包んで…という工程を全部代わりにやってくれる優れもの。凍ったままフライパンに並べて蓋をして焼くだけなんて、なんてお手軽なの!大好き、チュッチュッ!(キモ)
でも、たまにはそんな冷凍餃子に真っ向から反発したい日だってある。それが今日。冷凍餃子を食べたいけど、餃子の気分ではないんじゃ!冷凍餃子を使ったリメイクレシピ、かかってこいや!
今日作るのは「ロールキャベツリメイクランチ」
1.材料一覧はこちら
用意したのは、冷凍餃子、キャベツ、トマト、ブロッコリー、ネギ。勘のいい人はここら辺で気づいただろうか…。
そう!今回は、冷凍餃子を使って、ロールキャベツとワンタンスープを作りまーす!
2.餃子の身と皮を分ける
まずは冷凍餃子をレンジでチンして温めます。いい感じに温まったら、身と皮を分離。…なんか、悪いことしてる気分になってきた。運命で繋がれてる2人を引き離してるみたいな。
ごめんね、後で私の胃で再会できるからちょっとの辛抱よ。
3.餃子のタネをキャベツで巻く
お湯で柔らかくしたキャベツで、餃子の身を包みます。くるくるくるくる…。
君、もしかして餃子の皮じゃなくて、キャベツに包まれるために生まれてきた?サイズ感とか、めっちゃ良くない?餃子の皮ちゃんのことなんて忘れちゃいなよ。(悪い顔)
4.フライパンでじっくり火を通す
ロールキャベツをフライパンに並べ、水、中華スープの素、しょうゆを入れて火にかけます。トロトロ食感のキャベツが好きなので、弱火でゆっくりじっくり…。
あーいい匂い。たまんねぇなぁ!!(うるさい)
5.餃子の皮を煮て味付けする
同時進行でスープ作り。餃子の皮を鍋に入れ、水、鶏がらスープ、ブラックペッパーを加えて火を通していきます。見た目は完璧にワンタン。早く食べたい、ウォーアイニー。
ロールキャベツとワンタン(もどき)に火が通ったら器に盛り付け。見た目が華やかになるように、ロールキャベツにブロッコリーとトマトを添えると…
完成!冷凍餃子大革命御膳です!
できたー!もはや中華料理店のランチセットだ!「ハヤク、タベテ」って心の中の店主が言ってる。そうですよね、 アツアツが美味しいですよね。さっそく食べちゃいましょう!
いざ実食!ロールキャベツになれたかな?
まずはロールキャベツから。いただきます。パクっ。
うわ、うま。え?うますぎるんだが?(困惑)出汁がシミシミのキャベツと、柔らかいお肉の食感。タネにしっかり味がついてて、マジで箸が止まらん。ヒョイパクヒョイパク。
Are you ワンタン? Yes.I am ワンタン!
ではワンタンスープもいただいちゃいます。ズズズズ…。あー、沁みる。うんま。ワンタンです、コレ。
「これって冷凍餃子でしたっけ?ロールキャベツ用のお肉とワンタンじゃなくて?」って言いたくなるレベル。天才的なアレンジレシピです。人間国宝とかなれちゃう?(そんなわけない)
餃子のタネの下味がいい仕事をしてる
ご飯作りめんどくさすぎる日も、これならパパッとできちゃう。あとここにお茶碗に持ったご飯添えれば、大満足のごちそうです。
あえて「実はこれ、冷凍餃子でーす!」って白状して、度肝抜かせるのもアリですね。(ニヤリ)
完食!フランス革命に並ぶ大革命に立ち会った
お世辞抜きでマジで美味しかった。中華料理店のまかない料理食べた感じ。スタッフしかありつけないマル秘グルメ的な。今回、贅沢なランチをしたくて一人でペロッと食べちゃったから、「すごいね!」って誰にも言ってもらえなかったのだけが心残りです。
ください、褒め言葉。(倒置法)
頑張った自分へのご褒美ランチにいかが?
冷凍餃子をリメイクして、ロールキャベツとワンタンスープを作った今回の挑戦。冷凍餃子のポテンシャルの高さに驚かされ、中華料理欲が満たされる結末となりました。
胃の中で再会を果たした餃子の皮ちゃんと肉だねくんが喜んでる感じする。離れてから相手の存在の大きさに気づくことってあるよね、うんうん。(誰)あなたもぜひ冷凍餃子リメイクに挑戦してみてね!
写真・文/タダユイ