リアルなマリカーみたい。部屋の中に自由にコースを作ってスマホで運転する家庭用レースカー

GIZMODO

トミカっぽい見た目で、中身はマリカー。

長い歴史を持つ『マリオカート』を、リアルにやってみたいと思ったことのある人は少なくないはず。本物のカートで路上を走るアクティヴィティーもありますが…自宅でもっとお手軽に楽しめるキット、「MODIplay」がクラファンを行なっています。

昔からあるオモチャではない

平たくいうとラジコンみたいなものですが、部屋の中や家具の下などにコースを作り、スマートフォンでレースカーを運転します。ですが前照灯の光やエンジン音、そして接触した時の動きなどがリアルで、ラジコンとは大違い。スマホの傾きで直感的にハンドルを切り、カーブで減速すればコースアウトをしないものの、したとしても勝手に戻るのが優秀です。わざとハミ出して追い越す、といった技術が使えそうです。

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Video: DRIFT/YouTube

インパネを再現したようなUI

スマホのインターフェイスにはメーターがあったり、左右の親指でアクセルとブレーキ操作をする辺りも、実車に近い感じ。スマホには周回数や速度やエンジン回転数、それにタイヤの熱さに現在の順位、電池残量なども表示され、リアルとヴァーチャル両方のイイトコ取りをしています。

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Video: DRIFT/YouTube

クルマのプルバックで同期させるのも超簡単。コースはウォームアップがてら1周すればスキャンが完了し、ハミ出すことがなくなります。同時に30台が同じコースで走ることもでき、オンラインでネット対戦をすることも可能なんです。

個性を持ったレースカーたち

さすがにコインを獲ったりバナナを使ったりはできませんが、各車には最高速度、加速性、操作性のパラメーターで個性がある上、1レースに限り1度だけターボブーストが使えるので、頭を使って戦略を立てる必要もあります。

Image: KICKSTARTER

ほかにも、アプリ内でコースに使うパネルも実際の残数に応じて自作して保存したり、愛車のカスタマイズもできるなど、機能が盛りだくさん。これは子供だけでなく、大人もアツくなりますね。

最安プランだとちと物足りない

KICKSTARTERでの出資額は、超早割りが41%オフの約2万3100円。これはレースカー2台とコースパネル15枚のプランですが、複数台とパネルがもっと多いプランや、1台/1枚ずつ買い足すプランもあるので、部屋の広さや遊ぶ人数に合わせて組み合わせてみましょう。

Source: YouTube (1, 2) via KICKSTARTER