デジタル庁は、10月2日・3日の「2022年デジタルの日」にちなんだオンラインイベントを10月2日11時~13時に実施する。河野太郎デジタル大臣らが登壇するほか、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献した個人や団体を表彰する「good digital award表彰式」では、歌手のado氏らの表彰を行う。
デジタルの日は、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として創設された記念日。デジタル庁が発足した2021年から開始し、今年で2回目を迎える。
イベントのテーマは「ふれよう!#デジタルのチカラ」。河野デジタル大臣のほか、「デジタルの日」検討委員会のメンバーである落合陽一氏、千葉功太郎氏、村井純氏、若宮正子氏、起業家の渡辺創太氏などが登壇し、日本のデジタル化にまつわるさまざまな最前線を届けていくという。
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2022年「デジタルの日」オンラインイベント プログラム
日本のデジタル度 2022
社会と行政の両面における日本のデジタル化の進行度に関する調査結果をもとに、日本の「デジタル度」を発表。個人のデジタルサービスの利用状況や、行政手続のデジタル化などをテーマに、議論を行う。
どうなる!?日本のデジタル社会
河野デジタル大臣と渡辺創太氏らが、「今後の日本のデジタル社会」について討論する。
デジタルのゲンバ
府省庁、自治体、賛同企業・団体におけるデジタル領域での先進的な取組について、実際の現場の様子を紹介する。それらの映像を見ながら、デジタルの有識者と議論する。
good digital award表彰式
「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献している、または今後貢献し得る個人や企業・団体の取組の中から優れた取組を、「スタートアップ」「アート」「エンターテインメント」「教育」「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)」「防災/インフラ」「モビリティ」「健康/医療/介護」「農業/水産/林業/食関連」の9部門、応募総数355件の中から表彰される。各部門の最優秀賞受賞者は発表済みで、イベントにてグランプリが発表される。
9部門のほかに「ソーシャルインパクト審査員特別賞」「マイナンバーカード特別賞」という2つの特別賞が設けられている。ソーシャルインパクト審査員特別賞は、中学生のころからインターネットで自作楽曲を発表し、2020年のメジャーデビュー曲「うっせぇわ」では社会現象になり、2022年には映画「ONE PEACE FILM RED」の楽曲を担当するなどの活躍を続けているとして、Ado氏の受賞が発表済み。マイナンバーカード特別賞は、イベントで発表するという。